サボっている気がしてモヤモヤ。(後編)
こんにちは、前編に続き読んで頂きましてありがとうございます。
Any MaMa(エニママ)を運営している、アンダースタンドの河田です。
後編は、具体的にどんなことをやっていくと良さそうかのご提案です。
スタッフも売り上げ、利益、コスト全てに貢献できる
例えば、デザイナーの人のような方はこんなことを考えてみるのはいかがでしょうか。頼まれた案件が終わって、フワッと時間が空くとします。
こんな時は、自分は月に何万円分の売り上げの案件の納品ができていると会社に利益が残るのかと考えてみるきっかけにしてみるのもいいかもしれません。
同時に、どのくらいの時間をかけてそれをやっているのかを確認すると、自分の価値を生み出す効率もイメージがつきやすくなります。
計算をしてみて、あれ?貢献、価値がもしかしてが足りないのかも・・・?と思っても大丈夫です。
足りない時は、未来の売り上げを作る準備をしましょう。自分のポートフォリオを作るとか、クライアントへの提案資料を作ってみるのもいいかもしれません。未来の売り上げを作る準備をし、自分の足りていない価値を埋めてみるというのもいいかもしれません。ざっくりいうと、今月は利益作れてないけど、次の月に倍返しだ!みたいな感じですね。
または、自分の中の非効率になっている作業を効率化する仕組みを作っておくのもいいかもしれません。
売り上げのイメージがつきにくい事務スタッフは?
会社の売り上げや利益あたりの自分の給料比率を確認してみることからはじめてみてもいいかもしれません。
前編で伝えた話に似ていますが、企業経営において売り上げ減ってるぞ、利益減ってるぞとなったとき、売り上げや利益をあげられる人の残存が優先される傾向があります。
え・・・。私、やっぱり価値低いんじゃん。と、そんなこと聞くと、事務スタッフ系の人は損じゃん!と感じる人もいるかもしれません 。
もちろん、そんなことはないのですが知っておく必要があるのは、そうなる可能性が比較的高いということです。ピンチの時、経営者の心の弱さのあおりを食らいやすいのです・
経営者の心の弱さを想定しておくこと
売り上げに比べて、コストを下げる方が「早く」利益を作れて楽だという側面がこの話に影響しています。
売り上げや利益が下がっている時って、簡単にいうとピンチなはずです笑 そのため、経営者は追い込まれてすぐに利益作る方法を選んでしまうことがあります。(借入もできない、現金も持っていない、、、などとなると余計にですね)
すぐに利益が欲しい時は、売り上げをあげるより、コストを下げる方が簡単。つまり、営業など売り上げを作る人たちに比べて、あおりをくらいやすい可能性があります。
※安易なコストカットによって利益を優先させる、つまり経営の運営部分の力を弱めることは、長い目でみると企業を弱体化させる終わりの始まりになりやすい、と個人的には思っています。
どうであれ、あおりくらって自分の報酬減るのは絶対嫌ですよね!なので、もう少しだけ頑張ってお付き合いください。時間があいたときには、ピンチに備えるチャンスと捉えていただきたいのです。
例えば、売り上げに関わる人の仕事の効率化をサポートをしてみるのはどうでしょうか。売り上げが減ったとしても、人の仕事が効率化されてコストが下がるのであれば、会社の手残りの利益は増えますよね。つまり、あなたの報酬が減るリスクは小さくなるということです。
逆に、売り上げがアップしているときに、あなたのおかげで効率的に受注できるのであれば、利益をたくさん残せて会社の成長にとても役立っているということになります。そんな人がスタッフにたくさんいたら、心の弱い経営者はとても頼ってくれるはずです。
私は営業の人とかと離れているし無理!という時は
こんな時は、自分と同じ立場の仕事の人たちの仕事の効率化をサポートしてみるのはどうでしょうか。
会社全体でコスト比率が低い状態を作れるのであれば、人を採用するお金をかけずに今のメンバーで経営ができ、多少売り上げが下がっても耐えることが可能になります。今のメンバーさえいれば、難局も乗り切れる!そんな心持ちで経営できるのは、心の弱い経営者の頼りになるのです。
そう考えると、同じスタッフ系には見えますがAny MaMaのディレクターみたいなお仕事の場合は、自分の担当クライアントさまからの依頼(≒売り上げ)にも寄与でき、コストもコントロールできるという2つの攻め手があるちょっとお得?なポジションなのかもしれません。
経営者目線って、根性論じゃない
昔、経営者目線で仕事しろ!とか言われましたが、私のは「それぐらい真剣に仕事に向き合え!」的なスタンスの話をしているのと勘違いしていました。
そうじゃなくて、売り上げ・利益に寄与できる仕事の進め方を選べることが経営者目線の始まりだと個人的には感じています。売り上げ支援でもいいし、コストを抑えるでもどっちでもいいんだよ、という話だった模様です。(もちろん、ケースバイケースです)
それらを知った上で、どうはたらくかを「決める」ことがモヤモヤ解消に必要なのではと思います。
んなこたーー、会社から言われてないし、なんか難しそうだから一旦あいた時間はのんびりしてよ!・・・これも、個人の判断としては全く問題ないと思います。
ただ、せっかく仕事するなら自分の価値が高い状態を目指した方が得だとは思います。知らないうちに自分の給料が減ったり、待遇が悪くなるのっていやじゃないですかね。その局面になったら私だったら経営者にぶつぶつ文句を言ってしまいそうです。(それで何が変わるわけでもないのに)
「会社と一緒に成長している」「会社が困ったときに一緒に乗り切れる」そんな関わり方の方が身も守れますし、スキルもつくので同じ時間仕事をするチャンスがあるなら、そちらを選んだ方が得じゃないかと思います。
売り上げは今、このくらいで私の給料はこのくらいなので、XXXXをしようと思いますがいかがですか?みたいな提案ができるようになったら、もうえらいこっちゃですよ。
断言しますが、この論理に「確かに、それであればXXXして欲しい、いや、今十分に価値相当の仕事はしてもらっているから、ぼーっとしててもぶっちゃけいいよ」と判断してくれる上司は世の中にほとんどいません。
みんな心が弱いので、時間があれば、できれば働いてくれ!っていう雑なマネジメントになりがちなのです。
個人的な所感ではありますが、上司も自分の価値を数字で考えてないケースが多いと思って大丈夫です。(あまり上司を試すような質問すると、逆ギレされるから気をつけてくださいね笑)
今回、かなり情報量が多かったのと、説明がわかりにくいところもありましたが、少なくとも、私の周りにいる方はいくらでもサポートしますのでいつでも相談してくださいね。
なんか、最後は社内のメンバー向けメッセージみたいになってしまってごめんなさい。みんな、自分の価値も高められるし、変にモヤモヤしなくて生きる方法は絶対あるよ!ってことが言いたかっただけのような気もします笑
今日はこんな感じです。
前編から読んで下さったみなさまありがとうございます。
良い一日を〜〜。
今日もtwitter呟いています。