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この仕事は誰がやるのかモヤモヤ。

二人でやっているプロジェクトンバー同士で、仕事に空白地帯が生まれるような状況が発生しました。「あれ?これってどっちがやるんだっけ」とお見合いが起きてしまうようなイメージです。

こういう時、どうしたらいいのだろうか・・・・。
今日は、社員メンバーからのこんなモヤモヤ相談です。

聞いてみると・・・

「相手も忙しいだろうから、頼むのも気が引けて」
「でも、私がやるにはちょっと向いていない気もして」

という想いも教えてくれました。
相手を慮りつつも、結局どうしたらいいかグルグル・・・

きっと、本音は「お願い!やって!」なんですよね。笑

やりたい人がやればいい。

仕事の割り振りの判断としては「やりたい人」がやるというのが大原則です。苦手な人がやったら非効率だと言う人がいますが、得意でやる気のない人より、苦手な人のチャレンジの方が得るものは大きいと思います。なので、原則は「やりたい人」が最優先です。(弊社の場合ですが)

ただ、その時に勘違いしてはいけないのは、「やりたいと好き」は違うと言うことです。納期と品質を達成することも含めて「やりたい」のかを確認した上で決めることが必要だと言うことは気をつけましょう。その仕事をやる権利と、納品する責任は必ずセットになっています。

やりたい人がいないのであれば、リーダーを決める。

小規模な仕事や案件になると「リーダー」を決めていないケースがあります。それを避けることが大事です。

「私がリーダーなんか無理」という声が聞こえてきそうですが、それはリーダーの意味を勘違いをしているだけかもしれません。

仕事を引っ張っていく、みんなを激励してまとめていく、そんなイメージをリーダーに対して持っていないでしょうか。それは幻想です。

リーダーは「決める」役割を持った人。権利ではなく、役割です。

例え、二人のプロジェクトだとしても「決める」人を設定しておくことで空白地帯を生むことを避けることができます。

でも、どうやって決めるの・・・となりますよね。
誰もやりたくないこともあるわけですし笑

リーダーは誰でもいい。不在をやめよう。

リーダーの決め方は、あみだくじでいいと思います。
もちろんジャンケンでも構いません。

冗談のように見えますが、冗談ではないです。

二人の能力が同じなのであれば、どちらでもいいのです。ただ、自分の方がこの仕事の目的を達成するのに「よい判断ができる」と思うのであれば、あなたがリーダーをやればいいでしょう。リーダーが途中で代わっても別にいいと思います。

なんやら、適当だなーと思ったかもしれません。

一番大事なのは、「決める人がいない期間を発生させないこと」です。決めないと、何も仕事は進みません。決めなかったことで仕事の納期は短くなり、品質が下がっていくのです。

あみだくじでリーダーになって、ミス判断とかするの怖いですよね・・・

リーダーがミス判断をして、それをあとでカバーすること。
リーダー不在で、対応が遅くなっていき、品質が落ちていくこと。

この二つの状況は、前者は得るものがありますが、後者はありません。いい人ぶったなれあいの組織を生んでいくだけです。もちろん収益性も下がっていくため、長い目で見れば自分の首もしめていきます。

自分のためにも「リーダー(≒決める人)の役割」を常に双方で会話し不在期間を発生させないようにしておくのが大事なことです。そして、リーダーではないメンバーは丸投げで任せるのではなく、「良い判断」をするための「良い情報提供」で支援するのです。

もちろん、一番いいのは、常に自分がリーダーだと思って仕事をすることだと思います。決める力=成長する力です。

自分で決めて、自分で進めてみる。そうすることによって、決めるために必要な行動、情報は何かを見極め、判断する力がどんどんついていきます。

このモヤモヤをきっかけに、毎日リーダーをやってみる。なんてことにチャレンジしてくれたら、目覚ましい成長が間違いなく待っていると思います。

今日はこんな感じです。
よい1日を〜。


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