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【悪性リンパ腫・闘病記㉕】拝啓、医療従事者さま達へ。

昨日、無事に退院することができました。

まだまだ治療は続きますが、ひとまず長い病院生活は当分なさそうです。待ち遠しかった日常を過ごせるのが嬉しくて仕方がない。美味しいご飯を食べて、リハビリを頑張って、社会復帰をすること。シンプルかつ究極的な目標を達成すべく、無理しない程度に今日から頑張る所存でございます。

そして、私を治療してくれた主治医、看護師、理学療法士、全ての医療従事者さま達へ。

入院していた病院の名前は控えさせていただきますが、私はこの病院で治療できて本当によかったです。

いついかなるときも冷静かつ効果的な治療を一生懸命考えてくれて、それでいてユーモアを交えながら私を笑わせて安心させてくれた主治医の2人。

治療の影響で精神的余裕がなく、態度が悪かったり神経質になっていたにも関わらず、朝も昼も夜中でも平等に優しく接してくれた看護師の皆さま。

客観的データに基づき、退院後の生活まで考えてリハビリメニューを組んでくれて、明るく励ましてくれた理学療法士さま。

身動きの取れない私に代わってご飯を買ってきてくれたり、病室まで運んでくれたお手伝いの方々や、常に病室を清潔にしてくれた掃除の方々。そのほか、目の届かない場所で日々業務をこなしてくれた医療従事者の皆さま。

今回の病気をきっかけにいかに医療現場が過酷で、それでも、皆様が日々患者のために奮闘されているかを知ることができました。

繰り返しになりますが、誰がなんと言おうと、この先の未来がどうなろうと、私はこの病院で治療をしてもらえて良かったと自信を持って言えると思います。

全ての医療従事者に敬意と感謝を込めて。

私を救ってくれて本当に、本当にありがとうございます。

腫瘍が膨らんで息ができなくなった私ですが、今では思いっきり深呼吸をして、酸素の美味しさを味わうことができています。

治療はまだまだ続きますが、これからも引き続きよろしくお願いいたします。

相徳




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