40歳の壁をスルッと越える人生戦略を読んで
こんばんわ、なつきです。
尾石晴さんの「40歳の壁をスルッと越える人生戦略」を読んで、1年ほど経ちました。40歳の壁とは?、アラフォーの老健勤務の作業療法士が感じる40歳の壁、壁への向き合い方、1年間の変化とこれからについてお話しします。
40歳の壁とは何か?
40歳の壁とは、「まだこれからの道を選び直すことができるかも」という期待と、「選んで失敗すると積み上げてきたものが消えてしまうのでは」という不安が入り交じる分岐点、そこに立ちはだかる壁のことです。
変われるかも?!という期待、失敗するかも??という不安、この2つを交互に行き来する感情に、ものすごーーーく共感しました。
アラフォー老健勤務の作業療法士が感じる40歳の壁
私は12年ほど前から老人保健施設に勤め、作業療法士として働いています。
新卒で入職した病院を4年で辞めて、老健に転職しました。
2013年に結婚、2015年に長男を、4年後に次男を出産し、2020年の年始に職場復帰しています。
文字通り、全 力 疾 走!!駆け抜けたぜ、30歳代。
さて、次男の育休から復帰した1年後ぐらいから、このままでいいのか不安を強く感じるようになりました。
このまま今の職場で頑張っても給料増えない
日祝も通常シフトで、家族と過ごせない週末が不満
盆正月の休みが不確定
子どもが不登校になったり、親の介護が必要になったりして、職場に通うことが難しくなったら、収入が減るor無くなる
このまま今の職場で同じように働くだけでは、これらの不安は解消されそうにない。40歳の壁にどう向き合えばいいのか?
健康・お金・人とのつながりについて
「40歳の壁」では、これから100年時代を迎えるに当たって、健康、お金、人とのつながりが大事だよと書かれています。
健康、お金、人とのつながりについて、振り返ってみた
ら、私は全ての項目で△がつきました(びっくり)
健康 △:食事や運動習慣が疎かになりがち
お金 △:貯金や一部分の投資はしているが、いざ使いたい時にうまく資金を回せていない。収入が大きく増える見通しはない。
人とのつながり △:家と職場の関係のみ、狭い
△を◯へ近づける行動のヒントは、自分業という考え方へ繋がっていきます。
自分業という考え方
お金、健康、つながりを維持するには「仕事をやめず、生涯現役で働くことを視野にいれていきましょう」と晴さんは書かれています。
年齢を重ねていくと、人とのつながりって薄く、少なくなっていくんですよね。作業療法士として、80歳、90歳、100歳の人たちと日々関わっていると肌で感じます。
私がポイントだな!と思ったのは「趣味や楽しみ」ではなく、きちんと収入を得る視点があることです。
晴さんはこれを「自分業」と定義づけられています。
お金・健康・つながりの3つの要素を満たす仕事
やりがいが持てる仕事
自分が裁量権(コントロール権)を持てる仕事
コントロール権の有る・無しは「時間の使い方」に大きく影響しますよね。
決められた時間に、決められた場所で仕事をする「雇用関係」のある仕事では、時間の自由度が大きく下がります。
子どもが学校に通えなくなった、親の介護が必要になった、そういう「時間の制約」には私も危機感を持っています。
そんな時に「コントロール権がある」仕事で収入経路を確保しておく、というのは今後の生活のリスク管理の一つにもなるのでは?と思いました。
40歳の壁に向き合った2024年
①アウトプットで自己理解を進めた
「何かを考える→言葉にする→外に出す(書く・話すなど)」の流れで、自分の考えを客観的に見ることができます。
X投稿、ブログ、インスタ、noteとSNSやネット上へのアウトプットや、手帳や紙のノートを使ったローカルなアウトプット、読んだ本のワークを通じて自分が何を考えて、大事なものは何で、得意なことは何かを少しずつ表現できるようになってきました。
大事にしていることは、居心地のいい場所で、心地良く暮らすこと、家族、食べることです。おいしいものを食べること、家族とともにいること、自分が心地いいことを大事にしていきたいと思います。
②得意なこと
ストレングスファインダーの上位資質は、慎重さ、調和性、達成欲、責任感、学習欲です。リーダーシップがあり、人に頼られるタイプです。今の職場では役職がつき、これらの資質が発揮された結果だと感じています。
③自分業の種まき
ブログ(2024年12月に初めて!!ブログでの0→1を達成!!)
偶然で再現性がなくったって、100記事書いてきたブログのアフィリエイトから1つ売れてめちゃめちゃうれしかったです。このブログは今後閉鎖予定ですが、次に活かせる行動だったと思っています。
note
19時帰宅から晩ごはんというマガジンを有料化できるように育てていきたいと思っています。
40歳ぐらいから健康、お金、つながりを少しずつ育てていって、50歳、60歳になったときに自分の成長が感じられたら嬉しいですよね。
せっかく頑張るんなら、「自分を満たす、自分を幸せにする」ことに取り組んでいきたい、そんな風に思います。
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