空気を読む・読めないの境目にあるものが分かってハッとした話、一流脳を読んで
こんばんわ、なつきです。
オーディブルで「やり抜く人の時間術 一流脳」を読みました。
Amazon Audibleの聴き放題サービス(月額1500円)の対象作品です。
「やり抜く人の時間術 一流脳」とは?
脳の使い方の最適化を学べる一冊です。
脳番地は「見る、聴く、伝える、理解、記憶、感じる、考える、運動する」の8領域あります。
それぞれにトレーニング法が異なっていて、特に視覚系脳番地の非言語情報を理解する力が興味深いと思いました。
視覚系脳番地の鍛え方
視覚系脳番地とは、目で見たことを脳へ集積させる機能を持っています。
この視覚系脳番地を鍛えるには以下のような方法が挙げられていました。
見た物をメモする
目に見える、言語化されていないものをメモする
非言語の情報をことばにする
視覚系脳番地は、右脳と左脳で役割が異なります。
右脳では読まなくても理解できる力を、左脳では言語情報を担います。
特に右脳の「読まなくても理解できる力」がビジネスパーソンには求められると書かれていました。
介護やリハビリの現場でも求められる視覚系脳番地のスキル
私は老健施設でリハビリ業務を担う仕事をしています。
リハビリ室や食堂、デイルームなどのスペースで、複数の高齢者を相手にしてコミュニケーションを取ったり、リハビリをしたりする場面は良くあります。
その中で、他の職員の様子に違和感を覚えることが度々あります。
「向こうの方で利用者が話したそうにしているのに、なぜ声をかけないんだろう」
「一人で歩いたら危ない人が立ち上がろうとしているのに、なぜ気づかないんだろう」
私はこれまで周囲の職員は注意不足だから気づかないんだと思っていました。
しかし、この視覚系脳番地の話を聴いて「そうか!空気を読む(状況を理解する、非言語情報か読み取る)っていうのは一つのスキルなのか!」と合点がいきました。
空気って実態がないんだ
その場の状況を目で見て理解するっていうのは、いわゆる「空気を読む」ことだと思います。
私自身は比較的このスキルを持っていると思います。
もしかしたら、日記を書いたり、散歩で見た景色をそのまま記録したりと「書く習慣」がもともとあるから、かもしれません。
空気を読むのに自信がないんだよね、という人がもしいたら、見たものをメモする習慣を持つと良いのではないかなと思いました。
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