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社会に染まる

大好きなお客さまへの提案コンペ。
2年前、同じようなコンペで負けてしまった。

今年こそ、今回こそ、これまでの期間で誰よりもお客さまのことを理解している「つもり」でいた。

でも、結果はまた「失注」。

「ことごとく縁がないね」と先輩に言われて、思わず泣きそうになるも、なんとか涙は堪える。

前回はお客さまの前で号泣したことから考えると、我慢ができてきたのか、それともどこかで割り切る自分が生まれたのか。

あたらしい世界を見せてくれそう。
そんな理由で、他社を選定。

「きっとステキな提案だったんですね」。
一緒に提案をしたパートナーさんからはそんなコメントをもらい、負けて悔しい、の先を見据える視点に気付かされる。

結局、がんばっても、努力しても報われないのかな、とか、今期はツイてない一年になりそうだ、とか、とにかく思考は負のスパイラルへ。

投げやり、までいかなくとも、なんだかなぁ、となってる時に、後輩の「仕事、楽しい!」「営業としての売り上げ目標はその分お客さまに役立てるということ!」という気づきのnoteを見て、ハッとした。

そうだった。
勝ったとか負けたとか、失注したとか、色々あるけど、何一つ無駄なことはないし、また一つお客さまの役に立ったんだ。

視野が狭く、マイナスになってた自分が小さく感じた。

感謝を忘れず、一つずつ。
社会に染まりながらも、忘れたくないマインドを一つ落とさず済んだ。

ありがたい仲間と、ありがたいお客さま。

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