桃太郎電鉄が上手くなる方法 その2
その1では桃鉄は『どうやったら勝ちか』について解説しました。
復習します。
桃鉄は『総資産が多い人が勝ち』です。
総資産は
『持ち金』+『買った物件の値段』+『買った物件の収益額』
です。
大丈夫ですね。
今回は『借金するといけない理由』について解説します。
ゲーム中、赤マスにとまったり、貧乏神の悪行でお金が減ることありますよね。
所持金以上にお金が減った時、買った物件を売らなければならなくなります。
悲しい音楽がかかるアレです。
この時に知ってほしいことが一つ。
『物件は買った値段の半額でしか売れない』
です。
1億円で買った物件は、売る時に5000万円でしか売れません。
これ、めちゃくちゃ損失大きいんですが、いまいちイメージがしにくいと思うので、今回も例題を出します。
前回、
【持ち金は1億円で、ももたろ社長は1億円(収益率1%)の物件を買わない。
夜叉姫社長は同じ物件を買うとします。どちらが勝つでしょうか。】
という問題を出しました。
1億円の物件(収益率1%)を買わない場合の総資産は、
『持ち金 1億円』+『買った物件の値段 0円』+『買った物件の収益額 0円』
なので、ももたろ社長の総資産は1億円。
1億円の物件(収益率1%)を買った場合の総資産は、
『持ち金0円』+『買った物件の値段 1億円』+『買った物件の収益額 100万円(1億円の1%)』
なので、夜叉姫社長の総資産は1億100万円。
なので、夜叉姫社長のほうが総資産が100万多いから勝つ、という話でした。
今回の例題はこれ。
『持ち金1億円で、ももたろ社長は1億円(収益率1%)の物件を買わない。夜叉姫社長は同じ物件を買う。このあと貧乏神の悪行で5000万円マイナスになると、どちらが勝つでしょうか?』
ももたろ社長は持ち金の1億円から5000万円引いて、残りの持ち金が5000万円になるだけですね。
『持ち金 5000万円』+『買った物件の値段 0円』+『買った物件の収益額 0円』
で、総資産は5000万円になります。
大変なのは夜叉姫社長です。ここが今回一番重要なところ。
持ち金は0円の状態で5000万円マイナスなので、借金が5000万円の状態になります。
借金を返すために1億円で買った物件を売らなければなりません。
1億円で買った物件は半額の5000万円でしか売れません。
そうなると、借金の5000万円と、物件を売った5000万円がちょうど相殺します。
この時、夜叉姫社長の総資産は、
『持ち金 0円』+『買った物件の値段 0円』+『買った物件の収益額 0円』
なんと、総資産が0円になってしまいます!
ももたろ社長の総資産5000万円 夜叉姫社長の総資産0円
なので、ももたろ社長の勝ちです。
お分かりいただけましたでしょうか?
これが借金で物件を売ると総資産がめっちゃ減る理由です。
計算めんどくさいぜ!という方のためにざっくりいうと
『借金で物件を売るとメッチャ損!』
最低これだけ覚えてください。
今回はここまでです。
次回は『物件を買ったほうがいい場合』について解説予定です。
ではまた。
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