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いい歯のために

今日は11月8日、「いい歯」の日みたいです。
自分の歯、もっといえば自分の口腔、口の話をするのって少し恥ずかしいですよね。歯の色が○○だとか、口臭がどうだとか、ちょっとデリケートな部分だと思います。

私は長生きしたいとはあまり思わないので、歯の寿命よりも先に自分の寿命がくるのではないかと考えることの方が多いのですが、おそらくそうはいかないのでしょうね。

栄養学を学ぶ上でも口腔機能、歯の状態や嚥下機能についての学習は欠かせません。「なぜ食べられないのか」「なぜおいしくないのか」を考えるうえで、口の中の状態はそれだけ重要なことだからです。

そういったことを学んできた私ですが、いざ自分の私生活を振り返るとあまり歯に気をつかっていないことに気がつきます。歯を磨くのは1日に2回がほとんどで、2、3日に1回フロスをするような生活です。最後に歯医者さんに行ったのも高校生?だったと思うのでそろそろ診てもらわなきゃ、、、と、そんな状態です。毎日紅茶は飲んでいるので、その殺菌効果を信じたいところですがどうでしょう、、、。

こういった自分の現状を前向きに変えるというのは、本当に難しいことだと思います。日々の習慣を変えるということですから。
それに、自分の歯に感謝する機会なんていうのもそうないと思います。

そんな機会私にあったかな~なんて考えていると、少し前の食卓での会話が思いだされました。

私が作った晩ご飯。今日のメインはとんかつ。
みんなが喜んで食事するなか、なぜか食の進みがいつもよりも遅い母。
「おいしくなかった?」
そう聞いてみると

「ちょっとこれが固くてね、、」

なるほどこういうことか、と思いました。
大学で学んできたことよりも、母の一言の方がずっと重みを感じた瞬間。
こうやって少しずつ食べたいもの、食べていくものが制限されていくんだと確信しました。それと同時に、自分の健康的な歯のありがたみを感じたわけです。

家族の言葉や病院の患者の言葉を目の当たりにしている自分ですら、なかなか「いい歯のために」生活できていないので、ここに記録することで改めて自戒したいと思います。

いい歯でよかった。そして、これからもいい歯でありますように!
みなさんも自分の歯、大事にしてください!

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