【料理エッセイ】笠原将弘さんから学んだ丁寧な手仕事
これまで、私は料理を「なんとなく」やってもそれなりのものができると思っていました。
レシピは一応見るけど分量や火加減は適当に、盛り付けもとりあえずいい感じに皿にのせるだけ。
でも、とある有名な料理人を知るうちに、丁寧に工程を踏むようになり、気づけば盛り付けるお皿にもこだわるようになっていました。
自分が作った料理が美しく、そして美味しく仕上がると、料理が楽しくて、少しずつ自信がつきました。
私が丁寧に料理を作る楽しさに気づいたのは、和食料理人、笠原将弘さんのの本を読んでからです。
笠原さんはメディアでも大活躍されている、恵比寿の「賛否両論」オーナーです。
辛い出来事を経験されているからこその家族への想いには心を打たれます。
笠原さんの紹介している料理は、シンプルだけれども一般の家庭でも取り入れやすい範囲で丁寧に工程を踏んでいます。
笠原さんの言葉や姿勢に触れるうちに、料理の過程ひとつひとつがもっと意味のあるものに感じられ、丁寧に作ることで料理の味が全然違ってくることに気づきました。
料理人といえば厳格なイメージがありますが、笠原さんの人柄はとってもかわいらしくて、とても親近感があります!
笠原さんの影響を受けて、私も料理の工程にひとつひとつ心を込めて取り組むようになりました。
特に、材料の分量にも意識が向くようになったことが大きな変化でした。
今までは、大さじも小さじも無視して適当だったものが、なんとなく意識するだけで、不思議と自分でも料理の完成度が上がったように感じられ、味にまとまりが出ました。(当たり前のことなんだけど、今ままでやってなかったから笑)
笠原さんの考え方や技術に触れるきっかけとなったのはレシピ本とエッセイ本ですが、YouTube動画は実際に工程が見れるのでおすすめです。
「プロが本気で作る【お味噌汁とおむすび】だしの取り方も丁寧に解説!」
この動画では、家庭でよく作るお味噌汁とおむすびの基本的な作り方が紹介されています。
特に、だしの取り方についての丁寧な解説がとっても勉強になりました。
簡単そうに見えるお味噌汁も、だしを丁寧に取るだけでこんなに深い味わいになるのかと驚かされました。
出し殻の活用方法も紹介されていて、無駄がない料理です。
何にでも使える最強常備菜【しっとり ゆで鶏】最新版!
鶏胸肉は筋トレ大好きな夫がいるのでよく使う食材ですが、パサつきが気になります。
この動画では、鶏胸肉を柔らかくジューシーに仕上げるコツが紹介されています。
丁寧な下処理と火入れがとても勉強になりました!
茹で汁もとっても美味しいので、具材を追加してスープとして食卓に出すことができました。
一番簡単で一番ウマい作り方教えます【豚の新生姜焼き】
新生姜を使ったレシピです。
実際にこのレシピで作ってみたところ、いつもの生姜焼きが全く別物に!
なにより冷蔵保存して再度温めても豚肉がほんっとに柔らかくて、感動しました!
炒め物の豚肉の火入れがとても勉強になりました。
笠原将弘さんから学んだ「丁寧な料理」は、私の料理を大きく変えました。
工程ひとつひとつを大切にすることで、料理がさらに美味しく、そして作る時間そのものが楽しいものになりました。
これからも笠原さんのレシピを参考にしながら、丁寧な料理を続けていきたいと思います。
料理はただの作業ではなく、ひとつひとつ心を込めて取り組むことで、もっと楽しめるものだと実感し、更に料理が大好きになりました!
賛否両論、なかなか予約が取れないみたいだけど、何かの記念に行ってみたいな。
今回使用している主な食器