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続 1歳の息子がエビゾリして怒るわけ。
▼ この記事の、続編です。
この一件から、
●息子がやりたいこと、触りたいもの、近づきたいところなど、息子の主体性や好奇心を尊重し、見守る。
●息子を置き去りにしてサッと行動(引き離したり取り上げたり…)せず、わたしの気持ちや理由を説明したり、代替案を提案する。息子に伝わったか待つ。反応をよく見る。
このことを意識。
親として子どもにやってほしくないと思う行動のほとんどは、わたしのなかの思い込みや固定概念が制限やルールをつくりだしているのだと思う。
目の前の息子が発するメッセージは、自分の言動をふりかえるチャンス。
で、今朝。
幸いにも同じ状況がやってきた!!
息子、またアクロバティックにベッドサイドのカゴに手を伸ばし、中の物(おしりふきや保湿剤など)をポイポイ投げ捨て始めた。
そして、綿棒ケースを手にとった!!
先日のわたしは、ここで「おぅ…これ散らばったら面倒だな…」と息子を抱き抱えたところ、エビゾリの怒りを引き出してしまったのだ。
今回やったことは、ほんの数秒待っただけ。
すると息子は、綿棒ケースは投げ捨てず、大事そうに両手で持って見つめているではないか。
「ベッドからおりて、触ってみようか?」と、
息子を床におろす。
フタをあけ、綿棒をバサッと広げ、一本つまんだり、遠くに投げたり、ケースに入れてみたり、ポキっと折ってみたり、しゃぶったり、フタを開け閉めしたり、ケースを転がしたり。
ケースと綿棒で、こんなにも遊びを思いつくのか。
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こんなの、ぜんぜん止める必要なかったなあ。
息子はケースと綿棒という、たったこれだけのアイテムからも、自らはたらきかけることで沢山のことを学びとっているのだ。
そして出勤前の夫も、息子の隣に座って綿棒で図形を作り始めた。
なんかもう…さすがだよ君は…。
そしてひとしきり遊んで満たされると、次の行動に向かい始めたのだった。
なんだか些細なできごとなのだけど、育児ってこういうことの積み重ねなのかもしれない。
ひとつひとつのできごとを、忙しいから、もう寝る時間だから、と流してしまわずに、わたしの思考と言動、息子が何を思い何に興味をもっているのかをよく観察しながら、すごしていきたい。