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35日間毎日投稿した結果、 noteを休止することにしました
こんにちは、なつぐれです。
昨日のつぶやきにも書いた通り、noteを一旦休止することにしました。
66日ライランもまだ前半戦ではありますが、こちらも途中棄権させていただこうと思います。申し訳ありません。
ライランマガジンの運営メンバーからは、この記事を追加したあとに自主的に脱退しようと思います。
休止理由
6月からずっと忙しい感覚が抜けませんでした。大げさな言い方ですが、生きていての満足感も、26年間の人生の中で最低レベルまで落ち込んでいました。
本業の電車の運転は当然勤務通りこなし、複業のプログラミング、趣味のbeatmania IIDXの練習、そしてnote。
たくさんの挑戦をしていましたが、何も進歩している実感がなく、ただタスクをこなして時が流れていく。
特にITエンジニアに転職したいと親に啖呵を切って4ヶ月経過したのに、何も進んでいません。1社も応募していないどころか、ポートフォリオもできていません。
何かがおかしい。
成功しているか否かは関係なしに、人生を楽しめている人って、こんなに多くのことに手を付けていないし、こんなに忙しいと感じていないはずです。
noteを始めてからきちんと時間を取って内省をするということをしていなかったので、何か間違えたまま2ヶ月以上走ってしまっていたのではないだろうか。
そう思って、自分にとって本当に大事なことについて考えてみました。
その結果、noteを頑張ることが今の私にとって優先順位が高くないことに気づきました。
▶noteが転職活動の先延ばしの代替行動になっていた可能性
どういうこと?って思いますよね。
ほとんどの行動の先延ばしって「不安」から起きているそうです。
「面倒」や「怠惰」は後付けで、本当はその行動の先またはその行動自体によって発生するネガティブな結果を予想して、その未来を回避するために先延ばししてしまうんですね。
私は転職を先延ばしています。
転職しようとしたときに感じる不安は、
年収が大幅に下がる(未経験からの転職なので、下手したら今の半額になる)
転職先で仕事がうまくいかず、無能扱いされそう
あたりが思い浮かびました。
そして、先延ばしにはたいてい代替行動が伴います。
私の場合はそれがnoteかもしれないと思いあたったのです。発信という意味があるっぽい活動をすることで、自分が進歩していないことや自分が無能であることから目をそらそうとしていた……のかもしれません。
優先順位が不明確で、常にマルチタスクの焦りに駆られていた
本業・複業・note・趣味・筋トレ、これらを全部1日に詰め込もうと思ったら、1つ1つ分断された短い時間しか投入できません。これだと集中できませんし、大した成果もあげられません。
それどころマルチタスクのせいで認知機能が低下し、どんどん能率が悪くなっていきます。
そして、焦りのせいでいつの間にかどれが今の私にとって重要なのかも考えることを止めてしまっていました。
また、1日の間にゆったりできる時間(ホワイトスペース)がないのも非常にまずくて、自分のことについてじっくりと内省できないため、だんだんと心が荒んでいきました。
▶他人の目標が自分の目標に成り代わっていた
私、もともとnoteは収益化しよう・数字を稼ごうなんて全く考えていませんでした。
自己紹介記事で書いたように、
言語化能力の強化
習慣化技術の習得
のために始めました。日記・学習ノートの延長のつもりだったんです。
この自己紹介記事も、投稿する前はスキ0個、ビュー1桁の予想でした。
それが初投稿記事で初動でスキが30個も付いてしまったものですから、きっと調子に乗ってしまったんですね。ホームでおすすめに現れる収益化目標の記事を読んで「自分も収益化しよう」なんて安易に考えてしまったんです。
でも、転職も複業もあって100%のリソースをnoteに注ぎ込めないのに、収益化なんて土台無理な話なわけで。
毎日投稿に重きを置いたらインプットする時間がなくなってしまい、記事がどんどんお粗末なものになっていきました。普通は2ヶ月も書けば進歩するものですが、私は中途半端なことしかしていないので、全然成長していません。いろいろ試してはいましたが、本質的なことには何も手を付けていませんし。
良い学びだったこと
でも、 noteを始めた事自体が失敗だとは思っていません。学びもいくつかありました。
▶初めて「他人の需要」を考える機会になった
鉄道の運転士だとお客様のニーズを考える機会があまりありません。
今回noteを通じて「この記事を求めている読者はいるのか」や「このテーマを探している読者は、何を期待しているのか」などを考えることが多くなりました。
今後ITエンジニアとして働くときにもたぶん活かせる考え方だと思うので、これを経験できたのは非常に良かったと思います。
▶書くこと自体が好きだと気づけた
やっぱり自分の思考や知識を言葉にするのが好きなんだなと思います。
今までは話すことが多かったですが、noteのおかげで書くこともかなり自分の性にあっているなと気づけました。
▶初めて自分の意志で「やめる選択肢」を取れた
これまでチャレンジしてきたことはなし崩し的にリタイアしてきたことがほとんどでした。
今回、真剣に自分と向き合って自らの意志で「やめる」という選択肢を能動的に取れました。
これは今後の人生の中で大きな意味を持つと思っています。
粘り強く継続するだけでなく、勇気を持ってやめることも時には必要だと思います。今回は、それを実践できた貴重な経験です。
今後について
▶noteのダッシュボード拡張アプリの開発は続けます
先日こんなつぶやきをしたのですが、
5人の方にコメント頂きました。
意外と他の人にも需要があるとわかったので、この「noteのダッシュボード拡張アプリ」は執筆活動休止中もきちんと開発します。
まだ記事一覧を取得するところしか実装できていませんが、なるべく早く形にしてお届けしたいと思っています。
なお、このアプリですが当面はiPhone・iPad向けのみとさせていただきます。なぜなら私がSwiftしか書けないから……。
iOS版がある程度安定したら、KotlinかFlutterに挑戦してAndroid番も制作したいなと思っています。
noteダッシュボード拡張アプリに関する投稿以外はしません
ダッシュボードアプリに何か進展があれば記事を投稿してご報告します。
それ以外の記事はいっさい投稿しないようにします。
加入しているメンバーシップはやめません(たぶん)
今の私は3人のメンバーシップに加入していますが、これらのメンバーシップは来月以降も継続するつもりです。
noteの収益化も完全に諦めたわけではありません。価値観を明確にしたあと、再挑戦したいと思っています。
引退はしません。いつか帰ってきます。
note自体を引退したり、アカウントごと消してしまうつもりはありません。
転職活動が無事成功したら戻ってこようと思っています。
あくまで今の私にとっての最重要タスク「転職」に、タスクフォーカスするためのnote休止です。noteが重要じゃないとは思っていないんです。
早く・気持ちよく帰ってこられるように転職活動を頑張ろうと思います。