マガジンのカバー画像

子育ての処方箋

13
運営しているクリエイター

2024年11月の記事一覧

子どもに「なんでやらないの?」って思うとき

親と子どもは鏡のような存在。 もし子どもに「なんでちゃんとやらないの!」とか「あなたは口ばっかりなんだから!」と言うことが増えているなら、それはもれなく、親である私たちがやるべきことをやってないってことだし、口先ばっかりで行動していないってことなんだろうと思います。 もちろん心から「子どものことを思って」言っているときもあるのかもしれない。でも、少なくとも私の場合、子ども(や夫)への不満や小言が増えるときは、間違いなく自分自身を何かしら大事にできていないとき。 大事にで

ゆっくり育つ、ゆっくり育てる

性格的にはせっかちなところがあるし、行動も前のめりなんだけど、こと自分自身が育つこと、子どもを育てることに関してはのんびりゆっくりだ。 頭はせっかち、体はのんびり。 行動は前のめり、具現化はゆっくり。 なかなかに葛藤が起きやすい組み合わせ。この葛藤は数秘術の数字からも見てとれる。 体ののんびりさを頭は嫌がるし、ゆっくりしか具現化していかない様子を思考は腹立たしく思うんだけど、 気づいたらできてたね。 気づいたら大きくなってたね。 気づいたら咲いてたね。 っていうのを

「私ばっかり頑張っている」は本当なのか

私が子どもたちのことで悩んでいるとき、夫に相談すると「そっかー。でも俺はよく子どもたちの気持ちがわからないんだよねえ」という答えが返ってくることが多くて。 当時の私は「私ばっかり頑張っている」と思い込んでいたから、「子どもたちの気持ちがよくわからない」と、あっけらかんと言う夫に対して、なんて無責任な人なんだ、なんて子どもへの愛情が薄い人なんだと、ぷんぷん怒り散らしていたことを思い出します。今となっては、ほんとゴメン、な案件。 でも周りのママたちの話を聞いていても、少なから

ないものはないのだから

高2次女、ただいま進路についてのお悩み真っ最中。 いろいろ話をしてくれるから、それを聞いて、あーでもないこーでもないとおしゃべりするのだけど、大学進学をしていない私(最終学歴は専門学校)にとって、大学受験は未知の世界。 悩んでいる姿を見ると、なんとか助けになりたい気持ちが生まれてくるけれど、同時に私にアドバイスができるわけがないよなあとも思う。だって自分の中に素材(経験や実績)がないのだから。 こんなとき、やってしまいがちなのは、インスタントな情報を取り入れて、さも自分