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「海のはじまり」特別編【恋のおしまい】名台詞集

2024年7月期 フジテレビ月9ドラマ「海のはじまり」。
その特別編として8月26日に放送された「恋のおしまい」より、心に残った台詞をまとめました。

*鑑賞時に書き起こした台詞を記録しているため、表記や文言は脚本と異なる場合があります。恐れ入りますがご了承いただけますようお願いいたします。


●作品情報

公式サイト


●名台詞集

ごはんのこと考えてる時に考えちゃう人

「あの朝おにぎり握ってて、で、ごはん余っていつも冷凍するんですけど、なんかおにぎり作っちゃったんですよ。食べるかもなって急に思って。ごはんのこと考えてる時に考えちゃう人って、あれだなって。すでに。」

「海のはじまり」特別編「恋のおしまい」- 南雲水季 

津野を好きにならないように自制していると話した水季。
自制とは何かと津野に聞かれて、水季が答えた内容です。


好きな人直結するから

-南雲水季「いつもとりあえず食べ物って感じのごはんしか食べさせてないのに、自分だけ高いごはん食べるの…うん…」
-津野晴明「ごはんのこと考える時って、」
-南雲水季「好きな人直結するから。」

「海のはじまり」特別編「恋のおしまい」- 南雲水季 

ファミレスで食事をしながらの水季と津野の会話です。
ひとつ前に掲載した台詞にも繋がります。

自分に色がなくなってきます

「爪に色塗ったの大学生ぶりで。子どもいると、自分に色がなくなってきます。部屋とか子どものものでどんどんカラフルになっていくのに、通帳とか見ちゃうと、人生お先真っ暗、みたいな。頭の中真っ白、みたいな。」

「海のはじまり」特別編「恋のおしまい」- 南雲水季 

津野と出かける際、久しぶりにペディキュアを塗った水季。
それを見せながら、水季が言った言葉です。
自分に色がなくなる。
後悔しているとかじゃなくて。でも、目の前に現実があって。
母親として、女性として、一人の人間として、日々葛藤する水季の想いが吐露されたシーンです。


"女の恋は上書き保存"ってやつ

「よく言う"女の恋は上書き保存"ってやつ、あれ大嘘ですよ。別ファイルだし、海と共有してるし。」

「海のはじまり」特別編「恋のおしまい」- 南雲水季 

海がいる以上、夏を思い出してしまうと津野に話した時の水季の言葉です。
本気で好きだった人。
嫌いになって別れたわけじゃない人。
上書きなんて出来ないし、ずっといる。
わかる気がします。

二人でいるの楽しいってなりすぎるの怖いから

「二人きりになりたいなあ。子どもジャマだなあ。この子じゃなくてこの人の子どもが欲しいなあって思うようになっちゃうの、怖いんですよ。海がずっと一番って決めて産んだから。半分は無意識だったけど、半分はわざとです、海の話ばっかりするの。忘れちゃうの怖いから。二人でいるの楽しいってなりすぎるの、怖いから。」

「海のはじまり」特別編「恋のおしまい」- 南雲水季 

津野とは付き合えない、そう伝えた時の水季の本音です。
母親として海を育てる。
それを一番に、自分の人生をそれに捧げる覚悟をした水季の、切なる言葉でした。

余っちゃうくらい十分

「この人でさえ私やめといたんですよ。こんな、相手にもお父さんにもいい人。もうおしまいです。もう、そういう恋愛とか、楽しいことはもういい。十分楽しかったし。うん。余っちゃうくらい、十分。余った分だけで余生生きれます。」

「海のはじまり」特別編「恋のおしまい」- 南雲水季 

夏との恋も、津野との恋も、おしまいにした水季の言葉です。
十分楽しかった。
心からそう思っている水季もきっと嘘でもないし、ちょっと自分に言い聞かせている水季もきっといて。
水季が恋をおしまいにした瞬間でした。




以上、ドラマ「恋のおしまい」の名台詞集でした。

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