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ドラマ【ビリオン×スクール】名台詞集

2024年7月期 フジテレビ金曜ドラマ「ビリオン×スクール」より、心に残った台詞をまとめました。

*鑑賞時に書き起こした台詞を記録しているため、表記や文言は脚本と異なる場合があります。恐れ入りますがご了承いただけますようお願いいたします。


●作品情報

公式サイト


●名台詞集

昔に戻りたいと言う未来をつくらないために

「俺たちに出来るのは、進むことだけだ。昔に戻りたいと言う未来をつくらないために、今問題と向き合うべきだ。本当に言いたいことを本当に伝えたい相手に、今、今ぶつけることだ。それが親であろうが誰だろうが変わらない。どうでもいいという嘘で自分を取り繕う暇なんてないはずだ。後悔しても、タイムマシンはないんだぞ。」

「ビリオン×スクール」第1話 - 加賀美零

昔と変わってしまった母親を嘆く生徒の西谷に、加賀美が言った言葉です。
「あの時に戻りたい」
それを言い続ける今と、未来のために進もうとする今と、どちらを生きるか。
この言葉を受けて、西谷は母親と再び向き合いました。


自分を傷つける自分であってはならない

「お前の言う通り、俺はお前のために命を懸けたりはしない。今も、この程度なら大丈夫だと判断したから助けたに過ぎない。俺は自分が一番大事だ。お前もそうあるべきだ。人には誰でも、自分を一番大事にする権利があるからだ。嫌われようが、波風を立てようが、誰かに心配をかけようが、それがどうした。俺などそんなのしょっちゅうだ。他の全てから逃げたとしても、決して自分からは逃げられない。だから、自分を傷つける自分であってはならないんだ。お前は何も悪くない。堂々と自分を守れ。」

「ビリオン×スクール」第2話 - 加賀美零

いじめに遭いながらも、逆恨みや面倒がられることを恐れてその事実を認めようとしない梅野に、加賀美が言った言葉です。
自分で自分を傷つけない。
堂々と自分を守れ。
大人になっても、大切にしたい言葉です。


誰の目も気にせずにいたいやつと一緒に居ろ

「カーストというものについてお前らが何を気にしているのか、俺にはさっぱり理解できん。一軍だからなんだ。三軍だからどうなんだ。お前の好きなクレヨンしんちゃんの園児たちがそんなことを気にするのか。やつらは一緒にいたい相手なら、はなたれだろうが泣き虫だろうが犬だろうが、一緒にいるだろう。だからオトナ帝国に立ち向かえたんだ。誰といるのか、どこに属するのか、そんなことでそいつの価値は変わらない。誰の目も気にせずに、いたいやつと一緒に居ろ。」

「ビリオン×スクール」第3話 - 加賀美零

スクールカーストを気にし、自分の心を偽り、友人も選ぶ。
そんな生徒たちに、加賀美が言った言葉です。
クレヨンしんちゃんに絡めた表現が、本来そうあってよいはずの、とてもシンプルなかたちを思い出させてくれました。


それが出来るのは組織にいるからだ

「お前は失敗出来ないと言っていたな。だから少しのミスも許されないと。俺もそう思っていた。一度の失敗も許されないと。どれだけ高学歴だろうが、失敗するやつなど無能な負け犬に過ぎないと。だが、俺は大きく間違えていたんだ。思えばこの俺だって、今までに何度も失敗してきた。だが、それで挑戦を取り上げられることは一度もなかった。失敗しないということは、成功するまで続けるということだ。だからそのためには、何度失敗してもいいということだ。それが出来るのは組織にいるからだ。社員の失敗は社長がカバーすればいい。そして生徒の失敗は教師が教えてやればいい。学校や会社というのはそういう場所だ。自分の未熟さを認めて学べ。そして堂々と失敗して堂々と成長しろ。何者でもないお前が失敗を恐れるなんて100年早い。」

「ビリオン×スクール」第4話 - 加賀美零

成績優秀で学校で学ぶものは何もないと登校しない生徒・竹中に、加賀美が言った言葉です。
この時の加賀美の姿を見ていた加賀美の会社の社員たちも、この言葉を受けて、果敢に挑戦に取り組みました。
何度失敗してもいい。
それ自体はよく聞く台詞ですが、組織にいるからこそそれが出来るのだという台詞が、印象に残りました。

誰に認めてほしいか

「あなたは、そんなに間違ってない。誰かに認めてもらいたい、褒められたい、みんなそうだと思う。全然悪いことじゃないよ。あなたの担任なんて承認欲求のかたまりみたいな人だし。でもね、あなたとは少しだけ違う。あの人は、誰に認めてほしいか、それだけは絶対に見失わない。それを間違えなければ、承認欲求は大きな力になる。多分、世界を変えられるほどのね。」

「ビリオン×スクール」第5話 - 芹沢一花

周囲に認められたいという思いが強いスクールカースト一軍の生徒・松下リナ。
パパ活やSNSにハマる中で危険な目に遭った松下を救った時に、芹沢がかけた言葉です。


嘘を渡せば嘘で返ってくる

「嘘を渡せば嘘で返ってくる。これは当然の原理だ。」

「ビリオン×スクール」第6話 - 加賀美零

自分を偽った結果、人に裏切られた生徒に対して、加賀美が言った言葉です。
嘘を渡せば嘘で返ってくる。
その通り、当然の原理ですね。


無理だと思ってるのはお前だけだ

「無理だと思ってるのはお前だけだ。」

「ビリオン×スクール」第7話 - 加賀美零

AIによる進路適正が弁護士だった生徒の西谷。
自分には無理だという西谷に、加賀美が言った言葉です。


丸く収めることが良いことだと思わない

「お断りします。丸く収めることが、良いことだと思わないからです。」

「ビリオン×スクール」第7話 - 芹沢一花

校長の藤堂からすべてを丸く収めるために学園を出ていくよう促された時の、芹沢の言葉です。
淡々と、まっすぐに、強い意思を持って言った言葉でした。

待ってろって言ってた。だから待つよ。

「加賀美は、待ってろって言ってた。だから待つよ。あいつは出来るって言ってくれたんだよ。才能ねえけど、鈴木の映画も出てえし、でも仕事もしたいし、くそほど迷ってた俺に、どっちも出来るって。親だってあんたみたいな馬鹿は何も出来ねえって言うけど、あいつ…あいつだけは…。信じて待つしかねえだろ。信じてくれてんだから。」

「ビリオン×スクール」第7話 - 紺野直斗

盗みの疑いをかけられた紺野。
加賀美は助けてくれないと笑う生徒に、加賀美を信じる紺野が言った言葉です。


適性度の高い職業の中から融通の利く職場を選べばいいだけ

-加賀美零「どっちも出来る。適性度の高い職業の中から融通の利く職場を選べばいいだけだ。」
-紺野直斗「でも役者やろうってやつがそんな保険かけるようなこと…」
-加賀美零「リスクヘッジは当然のことだ。何が悪い。」
-紺野直斗「俺なんかが出来るかな…」
-加賀美零「確実に出来るから、提示されてる。」

「ビリオン×スクール」第7話 - 加賀美零

役者と仕事、どちらを選ぶべきか、どちらも出来ないのではないか、そう迷う生徒の紺野に、加賀美が言った言葉です。
お前には無理だといつも周りに言われ、自分には無理だと自分自身が思っている、そんな紺野は、この加賀美の言葉に背中を押されます。


高すぎる理想と比較しなければ君は十分いい教師だ

-加賀美零「理想を下げろ。高すぎる理想は現実を不幸に感じさせてしまう。だったら理想を下げてもいい。亡くなった母の言葉だ。届きそうな理想を追い続けることで、いつか本当の理想に近づける。そう言いたかったんだと思う。君一人が理想を下げたところで、誰も責めたりはしない。」
-光井ひかる「生徒は?理想に届かない間、生徒はどうするんですか?」
-加賀美零「安心しろ。高すぎる理想と比較しなければ、君は十分いい教師だ。」

「ビリオン×スクール」第7話 - 加賀美零

高い理想を掲げ、現実とのギャップにもがいていた光井に、加賀美が言った言葉です。
届きたくて、届かなくて、苦しくて、苦しくて。
理想ばかりを見ていた光井は、この言葉を受けて、解放されました。


自分の人生くらい自分でなんとかしなさいよ

「あなたが刑務所に入ろうが道端で野垂れ死のうが、私は別に困らない。そこまで面倒見切る時間も筋合いもない。いつまでも甘ったれてないで、自分の人生くらい自分でなんとかしなさいよ。そのクソみたいな人生、自分でなんとかしなさいよ。」

「ビリオン×スクール」第7話 - 光井ひかる

卒業生に利用されていた光井が、初めて本音でぶつけた言葉です。
生徒の言いなりだった光井が、教師として、自分らしくさらに一歩踏み出しました。


高ければ自信にすればいいし、低ければ努力の糧にすればいい

「古くから伝わる大手企業の採用基準だ。ここ、最後の一文を見てみろ。(「※適性度は常々変化する。見込みを感じれば採用すべし。」と記載) 職業適性はあくまで現時点のものだ。高ければ自信にすればいいし、低ければ努力の糧にすればいい。未来なんてどうとでも変えられる。」

「ビリオン×スクール」第7話 - 加賀美零

自分の適性や進路に迷う生徒たちに、加賀美が言った言葉です。
一生を決めるものと思っている決断も、あくまで現時点の目の前の一歩を勧めるためのものであり、その先の歩みは自分自身でつくっていくもの。
生徒達は、未来に向けて歩み出します。


尖って待ってろ

「まん丸のつるっつるにしてやろう。尖って待ってろ。」

「ビリオン×スクール」第8話 - 加賀美零

0組の中でも問題児とされている生徒の城島について、更生させてやると意気込んだ加賀美が言った言葉です。
「尖って待ってろ」の言葉が印象に残りました。

力に恵まれた者はその力を誰かのために使う義務がある

「頭脳でも腕力でも、力に恵まれた者は、その力を誰かのために使う義務がある。誰かを幸せにするために使う義務があるんだ。」

「ビリオン×スクール」第8話 - 加賀美零

怪我で陸上を辞めて以来、持つ力を正しく使えずくすぶっていた生徒・城島が、教室を放火しようとした際、加賀美が言った言葉です。


死ぬまで悩むのは馬鹿だ

「やはりお前も馬鹿なんだな。話せば解決するかもしれない悩みを一人で抱えたまま、周りにいるやつらの存在にも気付かず一人だと思って死んでいくんだからな。悩むのもいい。だが、死ぬまで悩むのは馬鹿だ。大馬鹿だ。」

「ビリオン×スクール」第9話 - 加賀美零

自殺をしようと屋上に上った生徒の東堂に対して、加賀美が言った言葉です。
話しても解決しないと言う東堂を、加賀美は引き止め、向き合います。


信じてた言葉や感じた感情まで否定する必要はない

「親だろうが教師だろうが、人間である限り過ちを犯す。だが、たったひとつの過ちで、その人の全てを否定する必要はない。信じてた言葉や感じた感情まで、否定する必要はない。その人を好きだった自分まで、否定することはないんだ。」

「ビリオン×スクール」第9話 - 加賀美零

母親に裏切られたと感じショックを受け、自殺まで考えた生徒の東堂に、加賀美が言った言葉です。


みんなで少しずつ刺していくことは出来るでしょ

「一人で誰かを殺すことは出来なくても、みんなで少しずつ刺していくことは出来るでしょ。それで相手が死んだとしても、致命傷与えたのは自分じゃないと思い込めばいい。いいのいいの人間そういうもんだから。世の中そういうもんでしょ。」

「ビリオン×スクール」第10話 - ティーチ

3年0組の生徒の中から人質2名を決めろとティーチが指示した際に生徒に向かって言った言葉です。

許さなくてはならないという新たないじめを受けているようなもの

「許さなくていい。許す義務など全くない。許せない自分を責める必要などどこにもない。傷ついた人間がそんなことでまた自分を追い込むなんて馬鹿げてる。それで許さなくてはならないという新たないじめを受けているようなものだ。努力すべきなのは、全てを背負うべきなのは、傷つけた側の人間だ。許されないとわかっていても贖罪し続けなければならない。どうして許してくれないんだと開き直ってはならないんだ。それが人を傷つけた者の責任だ。いつか、受け入れてもらえる日が来るのを願うしかない。全ては自分がしたことを忘れずに贖罪し続けた先の話だ。」

「ビリオン×スクール」第10話 - 加賀美零

クラス全体からいじめを受けていた梅野。
生徒たちからの謝罪は受け入れたものの、心の底で許すことが出来ずにいた梅野に対して、そしてクラス全体に対して、加賀美が言った言葉です。

自分の人生を懸命に生きろ

「お前に責任はない。何も気にせず自分の人生を懸命に生きろ。好きなやつと一緒に好きなことをして生きればいい。」

「ビリオン×スクール」第10話 - 加賀美零

許したいけれど許せない。
葛藤する梅野に対して、加賀美がかけた言葉です。


恥もプライドも捨てて周りに頼りまくれ

「完璧な教師などいない。答えは誰か一人が持っているものではないからだ。迷っているやつがいたら全員で答えを見つけてやれ。どん底に落ちそうになったら恥もプライドも捨てて周りに頼りまくれ。きっと誰かがそこから連れ出してくれる。」

「ビリオン×スクール」第11話(最終話) - 加賀美零

学校を去ることになった加賀美の、最後の授業での言葉です。


教え合うことに上も下もない

「初めて会った日に言った言葉を訂正する。教え合うことに上も下もない。年齢も知識も能力も社会的立場も納税額も関係ない。人間かAIか、それも大きなことではない。全員が生徒であり、全員が先生だ。わかるな。」

「ビリオン×スクール」第11話(最終話) - 加賀美零

学校を去ることになった加賀美の、最後の授業での言葉です。


0は、無限になれるということ

-加賀美零「0は、無限になれるということだな。」
-芹沢一花「はい。最初の1さえ見つければ。」

「ビリオン×スクール」第11話(最終話) - 加賀美零/芹沢一花

文化祭の生徒たちの姿を見て、加賀美と芹沢が言った言葉です。





以上、ドラマ「ビリオン×スクール」の名台詞集でした。

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