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【海のはじまり】シナリオブックの楽しみ方

今週は無いんですね、「海のはじまり」(ロス)

放送終了後もSNSの公式アカウントにてクランクアップ映像などの更新が続いています。
最近はこういった形でドラマ撮影現場の裏側やオフショットなどがSNSで発信されることも多くなってきていて、役者さんのオンオフの切り替え具合や現場の雰囲気などを知ることが出来て、ドラママニアの私としては嬉しい限りです。
「海のはじまり」のSNSから伝わってくる現場の雰囲気はとても和やかで、海ちゃんも相変わらず可愛らしくて、ほっこりします。
いつか公開された映像で、風間監督が地面に這いつくばるような体制になりながら俯く役者さんの表情をチェックしている風景があって。
こんな風にひとつひとつ本当に丁寧に確認して切り取って作品として届けて下さったのだなあと、その姿がずっと焼き付いています。

▼各種SNSはこちらから



そして、この作品の情報が解禁された5月8日から、最終話に至るまで、つらつらと書き綴ってきた「海のはじまり」関連の記事が、今書いているこの記事も含めてなんと32本になりました(笑)
今までもハマったドラマについてはこまごま書いてきたけれど、「海のはじまり」、私史上いちばん盛り上がっています(笑)
ほんとに楽しかったなあ。
スキやコメントをくださった皆さん、本当にありがとうございました。
関連記事はマガジンにまとめております。

▼「海のはじまり」マガジン



さて、今回は、シナリオブックについて!
扶桑社から発売される「海のはじまり」シナリオブック。
上巻は既に発売中、下巻は予約受付中です。

▼シナリオブック詳細https://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594098483


この作品にドハマりした私、もともと台詞や脚本が好きで、気に入ったドラマのシナリオブックは結構買うタイプのドラマオタクなのですが、「海のはじまり」ももちろん上下巻ともに購入済み、そしてちなみにBlu-rayボックスも予約済みです。

手元に届いたシナリオブック上巻を、最終話視聴以降に少しずつじっくりゆっくり読んでみているのですが、おそらく放送ではカットされたと思われるシーンが結構ありそうで、Blu-rayには収められているのではないかなと、今から楽しみです。

そんなシナリオブックの楽しみ方について。
ドラマが好きすぎて愛が重すぎる作品については変態的な楽しみ方をする私なりの、シナリオブックを入手してから3度、いや4度に渡って作品を楽しみ尽くす方法について記載します(笑)

① まず読む
そりゃそうだろ、なのですが(笑)
まず普通に、小説のような感覚でシナリオブックを読みます。
シナリオブックの場合、ト書き+台詞という構成になっているのですが、視聴した映像を脳内で再生しながら文字を追っていくことで、さまざまな場面が蘇ってきて、作品の余韻に浸ることが出来ます。

「こんなにもシンプルなト書きであれだけの映像に仕上がるのか…」「この台詞があんな素晴らしいお芝居になるのか…」「え、あの涙って脚本には書いてなかったのか…」「あの仕草はこういう感情だったのか…」などといった具合に、文字で書かれた脚本が立体的になり映像としてかたちになるまでの奥行やその凄さを感じることが出来ます。
「海のはじまり」の上巻、まだ2話までしか読んでいないのですが、既にこういう感動がたくさんあります。

そして、「この台詞を文字で読んだら素人はこういう言い方をしてしまうだろうけれど、あんな言い方にした役者さん、やっぱりすごいわ…」みたいな、"もしも自分が役者だったら"という本当にどうでもいい設定で台詞をぶつぶつ読んでみて妄想をしながら本物の役者さんの凄みを知る、という、本当に暇な人にしかオススメ出来ない楽しみ方もすることも出来ます(笑)

② 「おや?」の箇所に付箋を貼る
シナリオブックを読んでいると、「あれ、こんな台詞あったかな?」「こんな描写あったっけ?」と、脳内の記憶と照らし合わせた時に感じる箇所が出てきます。
私はその箇所に付箋を貼って、そのままシナリオブックを読み進めていきます。
ということで、みるみるうちにシナリオブックは付箋だらけになります(笑)

シナリオブックを読みながら同時に放送も視聴してしまう、という手ももちろんあるのですが、私は一度自分の記憶だけを頼りに付箋を貼ってみて、後に答え合わせをするという、変態的な楽しみ方が好きです。

③ 答え合わせをする
シナリオブックを読み終えたら、シナリオブックを手に持ち、文字を追いかけながら、再度作品を視聴します。
脚本と映像を見比べて、映像やお芝居のすばらしさを噛みしめながら、付箋を貼っていた箇所について答え合わせをするのです。

シナリオブックで「おや?」と思った場面も、ちゃんとその通りに放送がされていることもあって、「私あんなに真剣に観たはずなのに見逃していたんだ…(または忘れてしまっていたのだ…)」という気付きもありますし、「やっぱりここカットされてる!」とか、「あれ少し台詞が変わってる」「ここに間を入れたのか」などなど、マニアックな気付きを得ることでとても楽しい気持ちになることが出来ます(笑)

これは本当に時間がかかる作業なので暇でなければ出来ませんが、大好きな作品を何重にも楽しむことが出来るので、私はとても好きな作業です。


④ ディレクターズカット版を観る
そして最後、これはBlu-rayなどを購入して手に入れば、ですが、ディレクターズカット版を再度シナリオブックを手元に持ちながら鑑賞することで、放送時間にはめるためにカットされたシーンが追加編集されていればその映像を観ることが出来たり、CM無しでどっぷり世界観に浸りながら、再度その作品を楽しむことが出来ます。
円盤の発売は大体放送から半年とか経過した後なので、とても懐かしい気持ちで作品を振り返ることも出来ますし、結構忘れてしまっていてとても新鮮な気持ちで視聴することも出来ます(笑)

ここまですれば、三度も四度も大好きな作品を味わい尽くすことが出来ます!(笑)


「海のはじまり」の円盤は来年4月発売予定なので、ありがたいことにまだまだ半年以上は余韻に浸れそうです(笑)

そろそろ次期の秋ドラマがスタートする季節なので、私も気持ち新たに秋ドラマを視聴してゆきますが、またたまに「海のはじまり」について、思い出したようにひそかに記事を書くかもしれません。
その時はこっそりマガジンに追加しておきます。

さて、コーヒーを淹れ終わったので、今日はベランダで読もうかな、シナリオブック。
読書の秋、私は秋も、冬も、そして春も、「海のはじまり」と共に過ごすことになりそうです(笑)



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