おててが使えないならお口を使えばいいんだよ
私も夫も欲張りです。欲しいと思ったものはなんとか手に入れたいし、やりたいことも何でもやってみます。子育てだって仕事だってやりたいんです。だから悩みまくっています。
そんな私たちの息子。1歳過ぎてまだ歩けないもののはいはいとずり這いを駆使して家中を探検する毎日です。
息子は布が好きで、特にガーゼがお気に入り。洗濯物の山を漁ってはガーゼを見つけ喜び、家の中を探検する時も出かける時も寝る時も一緒です。
もちろんガーゼだけでなく興味のあるものはおもちゃでもそうでなくても何でもにぎにぎしています。好きなものはなかなか離しませんが、ガーゼを渡すと交換してくれます。ガーゼ様々です。
でもやっぱり私たちの息子。親に似て欲張りです。
右手にはお気に入りのおもちゃ、左手にはリモコン、でもガーゼも欲しいと訴えているので「おてては2つしかないからどっちかと交換しよう」と言って渡すと、なんとガーゼはお口に咥えました。
そうか、持てなければ咥えればいいのか。我が子ながら賢いなと思いつつ、あぁこの子も欲張りなのかと気付きました。
おててとお口に好きなものを持って幸せそうな笑顔を見せてくれました。
そんな息子を見て、普通はしない第三の選択肢もいいのかな、なんて思いました。欲しいものを何でも手に入れる1歳児の姿が気づきになりました。
欲張りでいいと思っています。その分努力したり工夫したりとにかくやってみたらいいんです。無理はほどほどに、息子も欲張りでいいからそれを叶えるための努力ができる人になってくれたらいいなと勝手に思っています。
さて、ガーゼを家中に落としてきては新しいのを出してとおねだりするので、これから家中の洗濯するガーゼを探してきます。