【日記】普通と理想の混同_カウンセリング記録
休職してから月1、2回の頻度で定期的にカウンセリングに通っています。はじめは病院のカウンセリングを利用していたのだけど、復職するには会社指定のカウンセリングルームに通う必要があり、秋頃からそちらでお世話になっています。
そして先日もカウンセラーさんと話してたのだけど、わたしが「自分が『普通』から外れて、周りのみんなから置いていかれているような気持ちになった」と言ったところ、「普通ってなんだろうね?」と返され。
万人に当てはまる「普通」が存在しないことはわかっている。じゃあ、わたしが「普通」として語ったものって一体なんだ?と。
で、それって「理想」だと。
わたしが「普通」として語る行動とか将来像とかって、本当は「理想」だった。
理想を普通とすり替えてしまっていたら、そりゃあしんどいはずだよ、と、納得。
普通:特別に努力する必要もなく、当たり前であり自然な状態
理想:自分の望みが全て叶えられていて、不満も不足もない状態
だとしたら、わたしは今までずーっと理想の状態を「普通」と思い込んでいたので、「普通」を達成するのが難しくて、「普通」に届かなかった自分に落ち込んで、ってなってたんだ。
Perfumeもだいぶ前から歌ってたよ。
数年を経て実感を伴ってちゃんと理解できたわ。
ここをごちゃまぜにしてるとしんどくなる。うん。
ただ、理想の状態を指して「普通XX(理想の状態)であるべき」と思っていたわたしの捻れには気付いたけど、じゃあ本当の普通ってなんだ?という問いが残る。
冒頭でも「万人に当てはまる普通は存在しない」とは思っているので、わたしにとっての普通。普通でいることとは。
いや、ここは今はまだ深掘りできない。
わたしの思考の癖に気付いたということで、今はいい。
理想を目指す姿は一般的に素晴らしいものだと思う。そこは間違いない。けれど、本来の自分をまるっきり無視してまで理想の自分を目指し続けようとするのはもうわたしには無理だ。今回の一件で学んだ。
職場に戻るまでの準備として「やらないこと」を決めようとしている。
「必要以上に丁寧にしない」「不安をひとりで抱え込まない」「場の空気に合わせての笑顔は作らない」「できることでも余裕がないときはわたしがやりますと言わない」「自分がしんどいときに他人のお世話までしない」「空気を読みすぎない」とか。
今までの自分からすると、これらをやらないことはだいぶ抵抗があるのだけど、試行錯誤。実験。いろいろ試していけば、無理せず楽な自分を見つけられるはず。