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体は全部記憶しているから
体には記憶も感情も詰め込まれているんだなぁと実感したお話です。
気づけば震えていた体
先日、ちょっと怖い体験をしました。
詳細を書くことに意味はないので避けますが、体がかたーく固まって身の回りに必死でバリアを張っているような感じ。
言葉では「大丈夫」と言いながら、自分の体にふれる指がカタカタと震えていて。
「あ、私、今すごい怖いと感じているんだ。」
と、どこか冷静な自分が後ろの方で自分を眺めている、そんな数秒を体験しました。
言葉では「大丈夫」と言っていたし、
頭では「大丈夫でいたい」と思っていたから、
純粋な身体の震えがなければ自分が「大丈夫ではない」と気が付かない振りをしていたかもしれません。
「大丈夫じゃない」に気が付いた後は、気を紛らわせたくて、
ご飯を食べにいこうかなー、友人に会いに行こうかなー
とも思ったのですが、
それでなかったことにしてはならぬと切り替えて、「怖かった」気持ちと体験を自分で癒すべく静かに自分と向き合うことにしました。
心と体のセルフケア
「怖い体験」をケアすべくやったことは2つでした。
アンカリングの書き換え
セルフマッサージ
アンカリングはパブロフの犬で有名な条件反射と密接に関連したメカニズム。
例えば「夕陽」を見て嬉しい気持ちになる人と、悲しい気持ちになる人がいるのはなぜでしょうか。同じ夕日をみているのに。
過去に、夕陽がゆっくり沈んでいく場所で大好きな人と過ごして幸せだった記憶がある人は、夕陽を見ると嬉しい気持ちになり、
夕陽がゆっくり沈んでいく場所で壮大な喧嘩をして辛かった記憶がある人は、夕陽を見ると悲しい気持ちになる。
夕陽が「アンカー」となって自動的な思考を誘発しているのです。
で、あればそのアンカーをなくすことはできなくても書き換えてしまおう。
NLP(神経言語プログラミング)のワークを使えばそれが可能です。
セルフマッサージ
言葉の通り、自分で自分をマッサージする。
自分で自分に触れるって単純なようで、とっても奥が深くって。
大切な人に優しくマッサージをするように、自分で自分に優しく声をかけてマッサージをすると心も体もほぐれていきます。
「怖かったね、大丈夫?」自分で自分にそう声をかけてゆっくりマッサージ。
そんな風にして過ごしました。
過去は消せないけど、未来は作ることができる
どんな経験も体験もなかったことにはできません。
でも体の仕組みや、意識の仕組みを使えば過去を癒して未来を作っていくことはできる。
そのためには生まれたときから、死ぬまで唯一ずっと一緒にいるこの体をケアしていくことが大切なんじゃないかな。
体は全部記憶しているから。
今はそんな風に思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございます。