【詩】「Dynamite」
右往左往
実は少し計算もしてる
どこでひっくり返そうかと
タイミングを見計らってる
強がりだと思われて
少なからずそれもあるけど
知らないことを知っているのは
武器なんだよ
ただ僕の中で蓄積されていくDynamite
抱え込んで昇華させよう
誰かに微笑むための優しさへと
不老不死
願えど賞味期限はある
終わりだと分かっていても
日常からは抜けないだろう
虚勢だと罵られて
明確にはしなくなったけど
恐怖を売り物にするのは
そろそろやめにしましょう
ほら僕の中で大きくなっていくDynamite
間違って爆発することになっても
いなくなるのは僕ひとりでいい
質問に対する回答に
ホントはそんなに意味がない
生きていくことに必要な標は
僕の中にずっと在るから
何もかもを喪ったとしても
何もかもが終わったわけじゃない
ただ僕の中で蓄積されていくDynamite
抱え込んで昇華させるよ
誰かに確かに微笑むためのささやかな優しさへと
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