切磋琢磨☆
大地を分かつ天文の、不断の黙視に打ちやられ、俺は今日も目を回す。手を叩く。ここは俺の神聖な空き地、ディスカリバー号の打ち上げにはちと狭いがーーディス......カバリー? ディスクカリバー? ええい、なんでも一緒だ。友達だ。ーー俺は今日もご機嫌だ。クルり、クルり。回っちゃう。俺。
空を目指してなに語ろう。お前の失敗、お前の欠点、つまるところーーお前の甘美な粗探し、世界の創造だ。重箱でも、揚げ足でもない。取ったり、突いたり、そんな遠回りなことしやしない。俺はお前を食ってやる。大好きだ。お前のぷよぷよ。お前の言葉。お前のドジ。
切磋琢磨しよう。ここはどこでもない、ただの地球じゃないか。ただの世界じゃないか。世界にゃ内も外もない。俺の内面、外面、申し分ない申し訳。お裾分けしたい、俺の言い訳、たわけ、ヘチマーー。美味しいね。
努力だ。苦労だ。発表しよう。俺はこんなに努力している。俺はこんなに汗だくだ。俺の道徳が開花する。車に乗ろう。歩きは疲れる。俺の歩調、ドリフト、サーカス&サービス株式会社。ビスケットとクッキーの見分けもつかぬ、俺の手紙はそんなワッフルだ。クロワッサン。
切磋琢磨しよう。歴史には、そう書いてある。
(僕の意見としては、本当は、切磋琢磨はちょっとしたくないんですけどね。)
歴史には、そう書いてある。
文句を言ってはならん。歴史が可哀想だ。
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