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👁眼科に連れて行く 7/4(火)
高齢認知症一人暮らしの母だが、短期記憶はもう相当やばい。
が、珍しく前々日に眼科に連れて行って欲しいと言われたので、午後からは仕事だが午前中朝一に連れて行くことにする。
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行ってみると、玄関先に荷物が準備してある。
が、声を掛けても
「ちょっと待ってガスを消したか忘れた」
東と言いながら3回ほど屋内に戻っていき、荷物も
「何がいるとね」
と5回くらい繰り返して、確認がエンドレスリピートである。
何度も行っている割と近場の眼科だが、
「あんたどこに行きようとね」
と聞かれ、病院の駐車場に着いて降りたら、入り口は目の前なのに
「どこに行ったらいいとね」
と聞く。
そこだ。
待合室で待っていたら、母がやたらと新聞を読んでいる。
どうした,と思ったら、東京の官僚の人事異動を気にしていたらしい。
そんなもの、新聞で調べたことはなかったな、しっかりしているのかどうなのか。
![](https://assets.st-note.com/img/1688572586295-7ynxOqPFiv.jpg?width=1200)
検査の目薬で瞳孔を散瞳したら、見えなくなったようで、半分寝ていた。
本当に色々怪しく、薬局の受付前で
「ここに何しに来たとかね」
と言われて
「処方箋出して」
という返事をしたのは明らかに噛み合ってはいなかった。
![](https://assets.st-note.com/img/1688572587835-PhiBlYPenS.jpg?width=1200)
だいぶ衰えが見える母だが無事帰宅。
![](https://assets.st-note.com/img/1688572589041-69MLU2uPF2.jpg?width=1200)
夜用事があってもう一度来たところ、母はもう一度うろうろしていた。
何かと思ったら通帳を掴んでいる。
カネの話をしに来た。
「あんた投信を売ろうと思っとるとよ」
ハイハイハイハイ。
母は最後の自分の執着の強い投信を一つ残している。
2年ぐらいずーっと「売ろうかどうしようか」という話をされて耳タコである。ちょっと飽きた。
死ぬまで持っとけと思わんでもない。
本日はじわじわでなく、割と顕著に衰えが感じられる日であった。
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