🗞新聞の集金が来た 9/27(火)
高齢認知症一人暮らしの母の住む実家に、いつも通り夕方様子を見に行って玄関先。
…デイサービスの作品が増えてる(右)。
今度は切り絵か?
しかし何故昔タダでもらった円形の樹脂の扇子(左)まで飾っているんだろうか。
謎だ。
特筆すべきことはない,と思ったが、客間で楽器組み立てていたら何やら玄関で声がする。
「あらっちょっとハンドバッグがないとよ、もう私もすっかりボケてしまってから!」
…いや?
何か今聞き捨てならない単語があったような?
玄関に顔を出してみたら、新聞の集金係が来ていた。
これについては以前、どうせ新聞は取るのだから、振り込みにしないのかと聞いたことがあるが,母は言った。
「あんたそんな、振込とかにしたら気ままにやめられんやないね!」
…。
あ、そう。
ともかく母が玄関先でごちゃごちゃ言っていたので台所に行ってみた。
めちゃくちゃ普通に椅子の上にあった。
これ、どうやって見失ったんだ。
玄関に戻って
「ハンドバッグ台所の椅子の上にあったけど。」
と伝えたが、母は銀行の封筒から直接札をびろっと出して、新聞の集金係に金を払っている真っ最中だった。
それは先日、生活費がいるからと言われて下ろして来たやった金。
使用の用途としては間違ってないが、そこでいきなり封筒から出すとは。
集金係も多少微妙な顔はしていたが、支払いはされた。
そして母の財布にまた小銭が増えた。
そう。
高齢者は小銭の計算を億劫がり、札を出しがちである。
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具体的には酒肴、本と音楽🎷。
でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。
しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。