🥼 父が腰を痛め、往診を頼むと言い出す3/7夜
朝も実家に寄ったが、とりあえずこの日は夜も実家に寄った。
(朝の件)
夜になっても当然事態は好転せず、父親は起き上がれない。
まずは台所に行くと、母が私に気付いて一気に喋り出した。
「ああ、あんた、来たとね。
もうね、お父さんが大変やったとよ。
鈴木内科(仮名)に電話をして、往診を頼んでくれって言うとよ。
(鈴木内科は父のかかりつけ医である)
「は?
鈴木先生は内科やけん腰痛関係ないし、往診とかしとるん?」
「知らんけど、血圧の薬が切れたから血圧が120から140に上がって大変って言うとよ。
往診が無理やったら、あんた代わりに行っちゃらん?」
行かん。
「いや、無理やろ。
私、鈴木先生んとこ、行ったこともないし、顔も知らん。
見ず知らずの人間が来て、別の人の処方薬くださいって言っても、まともな医者やったらくれんやろ。
それに、開業医が即日往診とか無理と思うけど、何でお母さんに電話掛けさせるん。
スマホ自分でベッドに持ち込んどるし重たい板(iPad)もあるんやけん、自分で掛けたらいいやん。」
そう言うと、母は一旦は納得したらしく、父の寝室にそれを言いに行ったようだった。
が。
私が客間に行って、少しでも楽器の音を鳴らしておこうと思ったところで再び母が呼びに来た。
「あんた、お父さんが明日鈴木先生に往診に来てもらうから、ベッドの周りを隠せって言うけん手伝っちゃらん。」
いや無理やろ。
往診にも来ないと思うし、ベッドの周囲の荷物は父が積年積み上げたゴミ同然の荷物だし、中には故障して本物のゴミもあるし、それ以前に、自分が撒き散らしたチリ紙を何とかしたらどうだと思ったが、とりあえず目隠しをすると言って聞かないため、父の部屋に一緒に行った。
その時に、私は驚くべきものを見た。
奥の壁面に注意を払っていなかったので気付いていなかった…👀!!
ベニヤ板!
あれだけ頑張って分解したベニヤ族がまだ生き残っていたとは…!!
ちなみに隠した具合はこんな感じである。
率直に言えば、地震対策する気は1ミリもないようだ。
この日付き合わされた大掃除と目隠しはそれなりに大変だったのだが、当然この騒ぎは父が入院する3/10まで続き、ついでに言えば、どうでもいい騒ぎは現在進行形で続いている。
(ちなみに掃除の間もめちゃくちゃドタバタだったが、面倒なので端折っている)
とりあえずこの記事はここまで!
※ ヘッダー画像のランプは母のコレクションです。ガラスの鯉を乗せたのはお遊びだけど落ちて割れたら発狂されるね!
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