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💐花が階段に!スイカを半分に! 8/12

この日の夕方に電話がかかってきた。
👾
実家で一人暮らし中の認知症の母からである。

「あんた、いとこちゃん(仮)から立派な花が送ってきたとよ!
お礼の電話をかけたいとやけど、どうやってかけたらいいか分からんとよ、あんたたった今来てなんとかして。」

今から行く時間やろ。
待っとけ。

というか、去年は自分でいとこにお礼の電話をかけることができていたのだが、今年はもう無理らしい。
順調にボケている。

実家に行ってみたら、玄関正面の階段に花が鎮座してた。
何でここに置いた?

客間に行く道を塞いでいる

何故遺影とかが置いてある客間への階段を塞ぐように置いたのか母に聞いてみたら
「あそこは南側からの日が当たるけん、暑くなりすぎろうが!
花がすぐダメになるけん。」
と言う。
いやそもそもここに置いたら通行できないと指摘したら、
「そんなら書斎に置こうかなあ。」
と言うが,これ以上私物を増やさないでくれ。
ついでに言うと書斎も南側に面しているので気温が上がるのには変わりない。
北側じゃないと意味はないのではないかと言うと,思わぬことを言い出した。
「じゃあ、風呂場に置いたらどうかねえ。」
何故風呂場なのか。
使ってないならまだしも,この夏場、しょっちゅう使ってるだろうが?

花はとりあえず遺影と一緒に撮影していとこに礼と共に送った。

スイカ

後は、このスイカ。
スイカを半分に切って持って帰れとしつこく言われたので、半分もらったが、このスイカに関しては翌日来た時、
「いつのまにか半分になっとったとよ!」
と言われた。

スイカは盗まれていません。
もらったんだっつーの。
黙っておきました。

投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。