🍂秋の芝生の刈りどめ、そして増えていた肩パッド 10/19(水)
実家では高齢認知症の母が一人暮らししているが、前日に庭を眺めたところ、芝生がそこそこ伸びていたので、冬に入る前に刈っておこうと、この日に芝刈りの日程を入れる。
芝刈りはいつも通りの話だが、庭に生えている柑橘系の木の葉がやたら食い荒らされていた。
柑橘系は虫がつきにくいがつかないわけではない。
どちらの青虫が?と思って周囲を見回すと木の下にこの蛾が落ちていた。
見たことないなと思って画像検索でググったら、果たしてニュージーランド産だった。
本当に外来種が幅を利かせている。
途中から母が手伝うと言って出てきたが、電話が鳴った。
電話を知らせたら、慌てて入って行った痕跡を見てくれ。
小学生男子のような脱ぎ捨てっぷりである。
母は、まあ、落ち着きがなくなっている。
芝刈りが済んで、台所でお茶を飲んで帰ろうと思ったら、母親が自分の部屋で何かしていた。
ゴソゴソしているので、何をしているのかと思ったら、衣類(特に下着類)を捨てようとしているのだと言う。
「もう私も年やけんね!
ありすぎるけん、減らさないかんとよ!」
そう言って母がまとめた分量はキッチン用ビニール(25×35センチ)一袋だった。
それだけか!
もっと捨てろ!
そこに散乱してる布(下着)全部捨てても、そのでかい引き出し三段全部下着だろ!
もう押入れの引き出しも普段着ない衣類で充満してるのも把握してるぞ!
そう言えば…と思って押入れの上段を確認する。
うちの母は、以前ここに肩パッドを溜め込んでいて、かなり捨てさせた覚えがあるのだが、それがどうなっているのか見てみようと思った。
うわっ、肩パッド増えとる!!
伯母(故人)の家から持ち出したっぽい衣類が大量にあったから、多分そこから外して詰め込んだんだと思う…が。
見たことのない真っ青な肩パッドとかどんな服についてたんや…。
知らんうちにものが増えていくのがどうにも阻止し切れない。
とりあえずデイサービスのときにでも捨てよう。
とりあえず、この日は母親が買ってきて一個持って帰れとうるさいりんごをあげて終わっておく。