🏥 父の退院後の面談を整形外科で行う8/16(1/4回)
さてこの日(8/16)、午前11時に父の退院後のことで整形外科に面談に向かう日である。
父と面談した後は、ソーシャルワーカーさんとも面談しなければならないが、そこで私は下準備をすることにした。
つまり、2018年の胃がん事件、2020年の公園立ち尽くし事件、2021年3/5に最初に立ち上がれなくなった以降から詳細に、父、母、私の言動、行動と対応をノートに簡便に時系列箇条書き方式でまとめて行ったのだ。
A4ノート5ページ以上に及んだ記録ではあったが、ソーシャルワーカーが事態を正確に把握するための資料となるはずだ。(A4ノートはうちの父が買い込んで放置していたうちの一冊を使った)
それからビデオレター。
私のiPad miniで録画したものだが画面が大きい方が好ましいに違いないので、父のiPad Proに転送する。(シムは壊れているがWi-Fi環境下では使える)
それから、最近綴じ始めた父関係の書類ファイル。
自宅に届いた父の介護保険証や介護負担割合証も持参するが、おそらく必要になるだろうから事前にコンビニでコピーを取っておく。
そこまでして、午前10時30分には病院に行って、ソーシャルワーカーさんに来院したことを伝言してもらっていたら、午前10時40分頃、ソーシャルワーカーさんが、「相談室が早めに空いたので。」と呼びに来てくださった。
ソーシャルワーカーさんに、面談の前に事前に父と家族の記録をまとめてきたことを告げてノートを見せると、「あのこれ、コピーを取ってもいいですか。(私と父の)面談中に読ませてもらって、面談後にお返しするので…。」
もとよりそのつもりだったので、承諾する。
面談室に案内されて、しばらく待っていると、父が歩行器を使って、看護師さんに付き添われてやってきた。
しばらくぶりに顔を見たが、鼻毛が伸びてるなと思った。
まあそれはともかく、看護師さんは、この日(8/2)に話させていただいた看護師長さんだった。
とても感じの良い方で、
「先日はお世話になりました。」
と頭を下げると、看護師長さんは
「いえいえ、こちらこそ。
本日は、私が面談に立ち会わせていただきますね。」
とおっしゃった。
病院関係者の立ち会いはむしろ必須でありがたかったが、正直、クソ忙しいだろう看護師長さんが立ち会いって、うちの父はどれだけ問題児なのか申し訳なくなった。
波乱も覚悟していた父との面談だが、施設へ帰住してほしいと言う旨を理由とともに説明し、母からのビデオレターを見せたら…、
泣いた。
右目だけから、ぽろりと涙を溢した。
うわ!やっぱりここで家族は絆されるんだなと実感する。
完全に父を施設にと心に決めてきた私ですらハッとするのだから、母を伴ってきていたら完全に意見が翻っていただろう。
しかし方針変更はない。
「物理的に、お母さんに介護は無理だから、お父さんは日常生活はプロの手を借りて、面会や外出でお母さんと会えばいいやん。
お母さんは毎日面会に行くよ。」
と言って、今回は穏便に面談を終える。
最後に、父に、母宛てにビデオレターを撮るのでどうぞと言ってiPad Proを1メートルも離れていない位置から向けたが、(机の斜め位置に座っていたので)父の顔がiPad Proに向かない。
左目が失明し、右目の視力も落ちていることは把握していたが、この馬鹿でかいiPad Proがこの距離で視認できないならほぼ見えていないのと変わらない。これはやはり実家では無理だ。
看護師長さんに付き添われて父が去った後、ソーシャルワーカーさんとの面談になる。
施設入所という方針を確認し、先に渡しておいたまとめのノートを返却していただく。
ノートをもとに実情確認、ソーシャルワーカーさんから
「すごく分かりやすかったです。本当にバリバリ働いてらっしゃったんですね。」
と言われて個人的にご満悦であった。
年金や介護保険の確認もし、介護保険証を持参したことを言うと、
「それ、コピーを取らせてもらってもいいですか?」
と言われたので、いやこんなこともあろうかとコピーしていたものをそのまま渡す。
ソーシャルワーカーさんが、呆気にとられた様子だったのは申し訳ないながら、ちょっと面白かった。
さてソーシャルワーカーさんから聞いた重要な部分は2件。
① 介護施設の必要金額の予想
② それから介護施設を探すための仲介業者がいるので、その業者のパンフと名刺を渡すということ
今どきはすごいな!?と感心する。
うちの市では介護施設に入るためには、最低金額で14万はかかるし、母が希望している実家の近くの立派そうなところは最低19万必要、それにさらに介護費用が3〜4万は載るので、結構な金額になるという話だが、父の年金でいくらか賄い、足りない部分を母や兄、私で分割して手出しする形にすればまあ行けるだろう。
パンフレットと名刺を受け取り、面談は終了。ここで昼の12時。
午後2時までにソーシャルワーカーさんが仲介業者に事情を説明しておいてくださるとのことなので、午後2時以降に仲介業者に電話をする予定にする。
それまでに、母に先に経緯を説明しなければならない。