さめたそのあとは。
今日は恋愛の話になった。
といっても、色気のある内容ではなく。
基本恋愛はお酒に酔ってるようなもの、っていう話だった。
あつまる女が皆アラフォーだったら、そんなもんかもしれない。
恋愛感情の高ぶった、その最中にいる時は、この上なく酔ってる。
私にもそういう時があったんだろうと思いながら、そこから一気にその酔いは冷めて現在に至っている。
酔えるって、体力よなぁ…って思った。
そこまで一生懸命になって、気持ちも入れて、その人と状況と言葉と。
もうとにかく全部に酔える。
それが本人たちの努力のこともあるし、「この人じゃいけない!」っていう強い思いを持っているから、酔い続けられる。
恋愛って、凄いなぁって改めて思った。
なかなか体力が必要で。
なかなかに、一旦離れると参入しにくいものだなぁ、と。
もうそんなに酔える自信がない。笑
酔いからさめる。
この表現の”さめる”に対する、正しいものがあるんでしょうけど。
さめるって言葉自体にも色々ある。
恋愛の酔いから”さめる”に対しては、どれも当てはまりそうなのが面白い。
覚めても、醒めても、冷めても、また褪めても。
哀愁っぽい雰囲気がそこに在るかもしれないけど。
じわじわ出て来るよ、人間味が。
ちなみに昨日読了した、内館牧子さんの「すぐ死ぬんだから」。
この本の中にもあったけど、
その時々に熱くなれること、恋愛でいうと酔えることに対して、そうであればいい。
無理な火加減はいらない。
同感。
って偉そうですけど。
でもほんとに、その場その場を一生懸命やっていくしかしょうがないよね。
それがベストだし、良いさめかたをして、味わいを纏うことへの近道だから。
Yogaの座学を聴いてても、執着が落ちる、冷静になることをDispassionっていって。
単に熱がなくなることを指してるんじゃない。
その熱が、より重要な方向に向くことを示唆してる。
でもそんな風に、高まった熱が良いカタチで落ちるには。
一生懸命、その時の熱をたぎらせるしかない。
たぎらせては、さめるを繰り返して旨味が増す。
なんか、さめるのって悲しい雰囲気を纏うけど。
悪くないなぁって思った。
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