言葉を 探している
言葉を 探している
わたしに 今 必要な
言葉を 探している
それは どんな ものだろう
誰か が 与えて くれるもの
世間 が 認めて くれるもの
知らない 誰かの 知っている 誰かの
言葉 や 顔色 や 反応 や 感情
そんな もの では なくて
そんな こと では なくて
わたしは 今 わたしが 必要な
言葉を 探している
人に 疲れ 人に 絶望し
本当に 嫌気が さして
気にしなくても 反応して しまって
どうでもいいことに 疲れ果てて
しまう くらいなら
わたしは ばか でも いい
いい とか 悪い とか
そんなことも どうでもいい
賢くなんて なくて いい
わたしは わたしが
伝えたい ことを
表現したい ことを
ただ ただ 書いて いるだけ
ただ その 想いを 吐き出し
残して いる だけ
わたしは ばか だから
まわりを みて いない
将来を 見据えて いない
行く末を 考えて いない
ここが どんな 場所でも
何にも 変わりは しない
書いて 想いを 伝えて
それで 十分
もし ひとり 読んでくれて
何かを 感じて くれたなら
それで 十分
もし 誰も 何も 読まれず
感じるものも ないの なら
それが 自分
わたしだけが 感じる もの
それで 十分
わたしには 何にも できない
わたしは 何も できはしない
何も 変えられ ない
ゆえに 気にも しない
わたしが 今 求めている
言葉を 探している
ただ それ だけ
どこに ひそんで いるの だろうか
わたしが 書いた もの
わたしが 読んだ もの
どこかに 見つかると いいなぁ
自分なんて 信じられなく ても
ひとりの理解者がいれば十分
仮に ひとりも いなくても
表現 することに 変わりない
ひとりよがり とは また 違う
誰かに 向けて いるかも しれない
わたしの 想いを 吐露している
だけ かも しれ ない
どちらにしても 自分の 気持ちが
純粋な もので ある ならば
それで 十分
わたしに できることを
考えて みる