ラクしてカセグは一番か。
プロフィールに書いた通り、私は40名の組織の管理職をしています。私が職場の掲示板で日頃想ったことを書きながら、自分の考え方や組織として向かっている方向や、こういう考え方は好きだ、とか好みじゃない、なんていうのも表そうとしています。
例えば、先日は、こんなのを掲載しました。
++++
みなさんも私も、『ラク(無難に仕事)して報酬を得ること』を優先順位一位にしているわけではないと思います。当然ばりばり仕事して、成果出したり、褒められたり、感謝されることが一番に決まっています。(決めつけは良くありません)
では、なぜ『ラク』を求めるかというと、他人と比較される環境になっちゃってるからじゃないかと思うんです。
他の人と比較され、「あの人に比べあなたはミスが多い」とか「あなただけだよ、提出してないの」なんて言われたり、「私はあの人に比べてこんなにもやっているのに」という感情になったり。
もしかすると、『比較』からの『指摘』、『叱責』が元になってるのかもしれませんね。
それによって、『○の仕事(価値を生む仕事)』ではなくて、『×がつかない仕事』を選んじゃってるんでしょうね。
だいたい○の仕事って、みんながやらないから価値があるわけで、みんなが踏み込んでない道だからこそ、落とし穴に落ちたり、迷子になったりします。で、「あの人、みんなが提出済みのこれもやらずに、何してんの?」と、×が付くリスクも含んでたりします。なので、「指摘されない」「注意されない」「怒られない」ための行動になっている場合は、踏み込みませんね。そういう道には。それが、手近な、指摘されないような仕事ばかりする人を生んでいるんでしょうね。
では、『ばりばり仕事して、成果出したり、褒められたり、感謝されることが一番』の人がいっぱいになるにはどうするといいんでしょうね。
お小言 無くせばいいんじゃないでしょうかね。
日頃、お小言を言う側の人は、一勝するには何試合もするし、何敗もするものだということをわかってもらうだけで、みんなの心意気は、ずいぶん変わってくると思います。
++++
となりのチームがまさに"減点主義"の傾向が強くて、メンバーは上司の顔色を見ながら、無難なことばかりしているように見えるのです。
いやなんですよね。そういうの。
リーダーって、みんながのびのび働けることだけ考えてたらいいと思うのです。