なさじの2020年の漢字一文字は「座」
今、汗だくで、走っている。
その走っている私の周りを、さらに情報や人がグルグルと回っている。あぁ、忙しい。「"今年の漢字は?"って去年は投稿したけど、今年は考えてる余裕無さそうだ」なんて、思いながらも、結局は思いを巡らせる。
去年、2019年は「起」
振り返ると、今年は、自分の中にどっしりと構えた「操縦席のやつ」が生まれた感覚がある。走っているけど、もう一人の自分は操縦席でどっしりと構えて冷静な判断を下す。環境が大きく変わり、暮らしも働き方も大きく変わっていく中でも、あまり釣られずに、自分は自分の思う方向に、速度を落とさずに走れたのは、操縦席にいるもう一人の自分が確立できたからだと思う。
今までは、持っている情報を、あまり考慮せずに周りに明かしては「共感」を武器に組織運営をしてきたけど、今年は一旦懐にしまって、意味を考えた上で出すべきものを出すような、そんな立ち居振舞いが出来たように思う。逆に懐にとどめておくことも増えたけど、それはどうして懐に収めているのかも、ちゃんと意味付けが出来ていた。それらは、全てどっしりと構えているそいつがしっかりと管理をしてくれていた。私は汗だくで走っているけど、もう一人は、冷静に。どっしりと。
「腹がすわってきた」
「肝がすわった」
そう表すことができるかもしれない。
去年は「起」
今年は「座」かな。
じゃあ、来年は「走」な気がする。
ちなみに、「腹が座る」ではなく、「腹が据わる」。「肝が座ってきた」でもなく、「肝が据わってきた」のようだ。(「座る」じゃないのか)
でも、
「起」、「座」、「走」
いい流れかもしれない。
もう一人の、どっしり座って考える自分。
今年も頼もしい仲間を得た。
よし、この調子で、来年まで、駆け抜けよう。
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