高速フル回転。
私はnoteの中で、「脳みそフル回転」的な表現を使うことがよくある。
それは、課長としての「苦渋の決断」だったり「最適解を絞り出す」といった意味の「脳みそフル回転」なのだが
今は、それとはまったく違う「フル回転」の場に立たされている。
新しい職場に着任して、一ヶ月が過ぎた。
着任手続きや説明会がひとまず落ち着き、いよいよ実作業が始まっている。
「では、今あるこの二件の処理。まずは一つ目を私がやって見せますので、二件目はなさじさんにやってもらいますね」
イヤホンから声が聞こえ、画面の向こう側では、操作している様が映っている。
パソコンには、三つも四つも画面が開かれていて、高速で画面を切り替えては、編集ボタンを押したりデータをコピペしたり、入力したり保存したり、実行ボタンを押したりしている。超高速。
メモをとっている時間など無い。脳みそに記憶させながら、ポイントととなるであろうワードだけを何とかメモる。
久しぶりの感覚。
ここ最近は教える側になることが多く、自らが作業をすることもほとんど無くなっていた。新しい職場に来て、久しぶりに新しいことを教わり、覚える日々。新鮮。
私はずっと「理解が早いですね」「覚えるの早いですね」と言われてきたので、ここでもそう思われたい。そんな闘志がわいている。楽しい。
「いいですね。問題ありません。今までの現場でもこの操作はやられていたんですか?」
「いいえ。やったことはありません。」
すんなり出来て、少し驚かれたようだ。
楽しい。
もう水曜日。
時間が経つのが早い。
日が経つのが早い。
いつも読んでいただきありがとうございます。