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Web講義について感じること

コロナウイルスが猛威を振るい多くの塾がweb講義となっています。

中小規模の塾はzoomなどを使って双方向の講義を行っているそうですが、大手塾は動画配信がまだまだ主流だと思います。

その映像も能力別になっておらず、できる子には簡単すぎ、できない子には早いと感じてしまうことも多いことでしょう。

四谷大塚や日能研の偏差値で65を超えるような子ならある程度は自学でもどんどん進めるでしょうけど、それ以外の子では理解はできても定着までは難しいのが現状だと思います。

それ以前にいくらYouTubeで普段から動画を見てる子供たちでも、2時間を超えるweb授業だと集中力が続かないのは仕方ないことだと思います。
(私も大学院のweb講義がかなりきついです(笑))

親御さんには適宜休憩を入れてあげるのを心がけていただきたいです。

映像を見終わった後は類似問題を解かせてあげてください。仮に正答だったとしても式や考え方の流れを口頭で確認するとより理解が定着します。

算数だと私がよく使っているフレーズは
「なんでその式を使ったの?」「それは何の値?」
といった声かけをよく行っています。

しっかり理解し、定着できている生徒は順々に説明できますが、
『ただ解法を暗記しているだけ』の生徒は
「先生がそうやってたから」
と答えることが多いです(笑)

私の指導もweb形式になるそうですが、普段私は生徒が解いている様子の雰囲気から生徒の思考回路だったり、解き方の癖を感じ取ることが多いので、それがwebだと難しくなりそうです...

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