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ヨガと東洋医学、西洋医学の守備範囲
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こんにちは。
薬剤師ヨガインストラクターのなるみです。
ヨガ、東洋医学、西洋医学、全てを扱う私が出来ることを模索しながら発信しております。
今回はヨガと東洋医学と西洋医学の守備範囲についてです。
まず私の視点からこれら3つをザックリ説明すると
ヨガ
ヨガは心と体を繋げ、整えることです。
呼吸によりいつもバラバラになっている心と体を1つにして繋げてくれます。
ヨガを生活に取り入れることにより、体が求めていないことはしなくなってきます。(暴飲暴食、体に無理な負荷をかけること)
私はこれは東洋医学の考えで体の構成成分である「気血水」が段々と整ってくるからだと考えています。
ヨガの呼吸や動きにはエネルギーである「気」や体の中を巡る「血」「水」を整える要素がたくさん詰まっています。
え?エネルギー?なんか怪しいなぁ、と思った方は
こちらを読んでみてね。
東洋医学
色々分類はありますが、ここでは私の専門分野である「漢方」としてお話します。
漢方はその人の体質を診て処方されます。(例外はありますが)
そのため、病気になる前から対処することが可能です。病気になる時、必ず何かしらの不調があるはずです。そこに強いのが漢方です。
また体質を改善するためいずれはその処方された漢方薬ともさよならすることが可能です。
そしてその『体質』というのは主に上でも書いた『気血水』により判断されます。
病気の結果よりプロセスに重きを置いています。
西洋医学
西洋医学は実際に病気の状態になった場合や検査値に異常が現れた時に強いです。
症状がひどくて私生活に支障が出ている場合、
進行速度が速い場合、一時的な症状などに向いています。
最近では西洋医学の否定も良く耳にしますが
症状が強く出て辛い場合には、西洋医学の手を借りてしまった方が良いです。
症状が出て辛いのに東洋医学や民間療法のみで初めから治療を始めるのは、火事が起きている家に水をかけずに、ストーブの置き場所を変えに行くようなものです。
ただ西洋医学は根本治療ではないことが多いです。
慢性的な症状の場合は西洋医学の助けを借りながら、生活習慣や漢方で体質改善を行うことをお勧めします。
私が考えるヨガと東洋医学と西洋医学の守備範囲
ヨガは健康な人から病気の人まで
東洋医学はちょっと不調を感じる人から病気の人まで
西洋医学は病気になった人
こんな感じです。
ヨガは体を実際に動かせなくても呼吸をするだけでも大きな効果があります。(むしろ呼吸が一番大事)
日常的にヨガを行なっていたら
東洋医学の手を借りる前に対処できるかもしれない
そして西洋医学の薬に助けてもらうことも減るかもしれない。
ヨガは全ての人を健康にする
ヨガは最高の予防医学
私はそう感じます。