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全国の神様が出雲に集結し、本日お帰りになられる!?

本日11月17日は、出雲大社を中心に行われている「神在祭」の最終日だ。一週間の巨大イベントが毎年旧暦十月十日から開催されている。

旧暦十月を日本全国で「神無月(かんなづき)」という。神様が出雲(島根県)に出かけていなくなるからだ。反対に、出雲では全国の神様が集結するため、旧暦十月を「神在月(かみありづき)」という。

今年の「神在祭」のスケジュールは、
11月10日 神迎神事・神迎祭
11月11日 神在祭、出雲大社教龍蛇神講大祭
11月15日 神在祭・縁結大祭、帯直式
11月17日 御饌井祭、神在祭・縁結大祭、神等去出祭

神様が全国から集まって何をするのか。いろいろなことを話し合いで決めているそうだ。諮りごとの仕事が終わったら、神様どうしで日本酒を飲んで宴会をしているように想像してしまう。

日本酒の話のつづきだが、出雲の国には酒造免許を持つ神社が2か所ある。「出雲大社」と「佐香神社」だ。出雲の酒は神社から始まったもので、神様に酒を供え、神事の後に御神酒をいただく。一般の人が日本酒を楽しむようになったのは、戦後の食糧難が落ち着き、日本が豊かになってからだ。日本酒の歴史は、実は長い。

出雲大社内にある日本酒発祥の碑

一週間のお祭りは盛大だ。神様は毎年のお祭りを楽しみにしているのか。神様も性格によって祭り好きと、そうでない方がいるのか。想像がとまらない。

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