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年始の願いごとがひとつかなった、電子書籍出版までの軌跡
電子書籍出版に興味があるけど、何をどうしたらいいか分からない、というのが半年前の私でした。この記事では、電子書籍出版という目標ができてから、出版に至るまでの過程を、順をおってお伝えします。電子書籍出版に興味のある方に、少しでも参考になればと思います。
1.師匠との出会い
思えばお正月、2022年に自分がやりたいことをリストに書いた。
その中にあった電子書籍出版。
Twitterを始めることもそのリストにあり、習い事のポータルサイト(ストアカ)でTwitterとnote活用術の講座を受講した。それが1月末、師匠、野口真代先生との出会いとなった。
まよ先生のTwitter講座を受ける中で、この先生からもっと学びたいという気持ちがめばえ、他の講座にも参加。その中で、「ライティングカレッジ(=ライカレ)」という3ヶ月で電子書籍出版を目標に学んでいく講座を知った。(現在はものかきキャンプに名称を変更)
2.ライカレでの、学びと仕組み
ライカレの強みは、3ヶ月で電子書籍出版までに必要な「知識」と「スキル」を両輪として身につけていく仕組み。
一番素晴らしいと思ったのは、
①全6回の本講座に出て知識を得る
②学んだことを実践して課題を提出
③フィードバックをもらって自分で修正
という流れのカリキュラム。
時間を確保して、流れにのって行動すれば、必要なスキルが身についていくようになっていた。
途中でつまずきそうになったら、まよ先生に直接質問して回答をもらえる。要所要所で既に卒業した先輩が助けてくれる機会がある。そんな環境の中で、電子書籍出版というゴールまでたどりつくことができた。
3.3ヶ月を振り返って得たものは?
3ヶ月間、必死に走り続ける中で次のような収穫があった。
・ライティングと編集スキルが上がった。
・2万文字(電子書籍)を自力で書き上げ、作家デビューできた。
・売れる電子書籍のポイントを学び実践したので、Amazonで部門ベストセラー1位を獲得できた。
・今回自分の知識や経験をまとめたことで、ほんの少し社会のお役に立てた。
・電子書籍を出版するまでのステップが分かり、自分でできるようになった。
・かけがえのない仲間ができた。
・Twitterも本気で取り組み、フォロワー数が2000を超えた。
なるみん@Kindleベストセラー1位獲得!(子育てで修行中)(@narumin1000sei)さん / Twitter
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4.電子書籍出版まで大変だったことは?
電子書籍出版は自分が選んだ産みの苦しみ(楽しみ)のプロセスでもあった。泥臭く、失敗と小さな成功を繰り返す日々だった。
・仕事や子育てをしながら執筆を進めたので、意識して時間を確保する必要があった。翌日仕事がない日に、深夜2時くらいまで集中して書いた。
・「電子書籍出版=読んでもらえる」ではない。自分で宣伝する必要がある。自分のTwitterやFacebook上で宣伝するなど、読んでほしい人をイメージして、たくさんの人に個別にメッセージを送った。
5.電子書籍出版の魅力は?
電子書籍出版で特に好きな過程は、「本の目次を作る」つまり「章立てする」こと。そのプロセスで、自分が書こうとしているテーマについて、内容を整理し、深堀りすることになった。「ブレインストーミング」でアイディアを拡散させ、そこから収束していった。
また、今までの知識と経験を一冊の本に体系的にまとめることで、テーマに関心のある皆さまに、まとまった情報をお伝えできるのがいいと思った。
さらに、電子書籍出版の先に今後自分がやっていきたいこと、力を入れたいことを考える機会にもなった。
6.今後やってみたいことは?
電子書籍の魅力にはまったので、今後も自らの電子書籍を出版しつつ、電子書籍に取り組みたい方のお手伝いをやっていきたいと思っている。
電子書籍は、自分の人生や専門性をいったん整理、棚卸しして、それを世間に伝えるので、営業ツールにもなる。電子書籍出版にトライしたいけど「自分一人では無理」「専属でサポートしてほしい」という方のお役に立ちたい。
7.最後に
人生でやりたいことがあるとき、いい師匠や仲間との出会いが一番鍵になってくると思う。そして、時間とお金を投資する決意。ライカレでの3ヶ月は本気の師匠と本気の仲間との最高の環境だった。
また、「電子書籍を出版するなら、いいものを出したい」「ライティングもゼロから学びたい」そんな自分にピッタリの場所だった。
電子書籍出版を考えている皆さんは、それぞれの目的や希望をおもちだと思います。この記録が、ひとつの参考事例として、少しでもお役にたちますように。