企画書・要求定義・要件定義・仕様書の違いとは?
ゲーム開発の現場で、違いがよくわからない用語が飛び交って、イメージと違うアウトプットが出てきてしまうことがあると思うんです。
あるあるエピソード1
「企画」の話をしているはずなのに、具体的な「仕様」が出てきてしまう
あるあるエピソード2
「要件」が実現できれば、手段は問わないのに、その手段をどう実現する話になってしまう(他の手段もあるのに)
先日もチームで「要件って何だろうね」と話したら「うーん……大事なこと?」とありました。たしかに、大事ではあるんですが、もう一歩踏み込みたいところ。
企画、要求、要件、仕様……
これらの違いはいったい何なのか。
ズバリ、結論は資料ごとに「目的」「読み手」が違うということです。
ここさえ、ブレなければ、開発中におけるコミュニケーションの行き違いをだいぶ軽減できるはずです。
無事に、メジロマックイーンを迎えることができたので、
ウマ娘を例に見てみましょう。
ポイント
・各資料は、目的と読み手が異なる
・資料には、目的達成のために、読み手が欲しい情報を含める必要がある
・上にある資料ほど、抽象性が高く、下にある資料ほど具体性が高い
でしょうか。
いま、自分が何を目的としているかによって、これらの言語を使い分けていく必要があります。
ということで、今日のところはこれまで。
また役に立ちそうなことがあれば、内容をまとめていきます。
ごきげんよう!
書いたひと
なるぴー|スマートフォンゲーム業界で企画職10年目(ヒェ!)
企画、設計、プロット、計画、制作進行、問題解決などが守備範囲。
ゲームプランナー、プロット、シナリオライター、コンテンツディレクター、PMOなどを複数の開発&運営タイトルで経験。
開発現場で学んだことをまとめるマガジン
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