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協力業者とて ダメ人間なら即見切りをつける

事業をしていると、いろいろなことがあります。その中でも特に新米経営者さんに気を付けてほしいことを今日は書きます。

あなたの周りに仕事のパートナーや外注先の業者がいると思いますが、どのように接していますか。

一緒に仕事をしていて楽しい人や勉強になる人、リスペクトしている人などがいるかもしれません。

逆に、やりにくい人、絡みづらい人、頼りない人などもいるかもしれません。そんな中でも「信用できない人」がいたら即、付き合いをやめてください。

大変危険ですw

私も過去には信用できない人に仕事を外注したことがあります。
こんな例がありました。

①時間にルーズ
屋根瓦の修理で屋根屋さんに外注して仕事をしてもらうことになりました。
ところが工事日の朝、集合時間がきても現れません。
電話をすると、早朝に別現場に行っており、今からこちらへ向かうとのこと。
聞けば今いる現場はかなり遠い場所。そりゃ間に合いません。
その後待てど暮らせど来ません。
仕方なく電話で断りました。

②危機意識ゼロ
トイレ工事の当日の朝、職人さんが来ません。朝9時の約束。15分遅れて私の携帯電話が鳴り、現場を探しているがわからないとのこと。
仕方がないのでわざわざ近くの目印になるコンビニまで行き合流。
聞くと、カーナビが現場付近までしか示さなかったと言います。
これから頼まれた工事をしに行くというのに、いきなり朝の出発時に初めてカーナビ頼りで出かけるって無計画で無謀極まりないです。
せめて前日にでもパソコンかスマホでググりませんか?

③報連相ができない
業者に畳・障子・ふすまの張り替えを頼んだのですが、忙しいのか日程の連絡がありません。しびれを切らして電話をするとあらためて知らせると言うので待ってみたが連絡なし。
土曜朝に再度電話も決まらず。
業者の休日が開けてさらに2日待ちましたが連絡がないので仕事を一生涯断ることに。
どんだけ待たせるんじゃい プンプン!

以下、困った人たちのそれぞれを要約してみると・・・

①の件の人は、工事当日のスケジュールを間違えていたのだと思います。先に遠い現場を済ませてからこちらへ向かうと言っていましたが、時間的には不可能な距離です。
うっかりミスなら謙虚に謝るべきなのです。
職人が来れないなら私の信用も潰れてしまうのです。
結局、日を改めて別の業者に入ってもらいました。

②はカーナビに頼り過ぎていたということが問題で、私なら必ず事前にグーグルで現場を調べておきます。ストリートビューでしっかり確認できるわけですから。
逆に怖くないですかね。
朝出かける前、カーナビで検索しても出なかったら・・。
場所が分からなければ電話で聞けば良いと思っているんですね。危機管理の意識すらありません。

③は連絡の完全放置です。途中、担当者の休日も挟んでいます。
会社を休んでいても悶々としているはずなんですよね。連絡しなきゃと。
だったらなぜ中間連絡をしないのでしょうか。もう少し待ってくださいとか。
こんなつまらん事で取引先を逃がすようになるのです。こんなの知ったら社長も情けないでしょうに。

新米経営者のあなたはどう感じましたか。
これは商売人としての姿勢の問題です。

ダメダメ星人の例を例を挙げましたが、この3例とも決して珍事じゃありません。気を抜けば自らもやってるかもしれないのです。

では、彼らには何が必要だったのでしょうか。
それは、慎重さであり、相手を思いやる気持ちであり、責任感であり、そしてもっとも欠けているのは相手への「感謝」なのです。
これらの欠如により大事な取引先を失うことになりました。

自ら苦労して開拓して契約いただいたお客様なら、もっと真摯に向き合うはずなんです。なぜならお客様に感謝しているからです。

一人で苦労して商売しているからお客に感謝する熱量が多いのです。
「この契約があったから飯が食える!」って。
だから自営業は最強の人生ドラマだと思っています。

お客様とマンツーマンで商売やってるから、大企業とは戦場が異なります。
私たちは相手の懐に飛び込む接近戦をやってるんですね。
上から仕事をもらってこなすだけのオペレーションではないのです。

ただし、ネットビジネスとはまた別の話。
顔が見えない商売は別物。私が今日書いたのは、フェイス トゥー フェイスのリアル商売の話。

では結論を言いますが、前述の困ったちゃんのような人たちとは、残念ですがお付き合いしないでください。
あなたにはトラブルが絶えません。なぜならそれはこういう事です。

あなたも一緒に考えてみてください。

人っていうのは、元々持っているクセのようなものがあるのです。そのクセが、良いものであれば問題ないのですが、人に悪い影響を与えてしまうクセを持っている人はやっかいです。それが直りません。また、直そうとも思っていません。

なので困ったちゃんたちもとても変化を嫌います。
今までの自分の行動を変えようとしませんので、これからもそのままで行きます。

例えば、すごくためになるセミナーに参加したとしましょう。
そこで、とても良い話を聞いたとします。そして一念発起し「よし!今日から聞いた話を実行しよう」と意気込んで数日経ちました。

さて、どうなるでしょう。

徐々に元に戻ります 笑
そうしたものなのです。中途半端な気持ちでは意識を持続させることはできません。ふぅーっと息を入れた風船をポンと上に叩いても、徐々に落ちてくるのと同じです。

人は今までの慣れた状態が生命を維持するのに都合が良いので、変化をしかけると元に戻るよう脳がプログラミングされています。

であれば、我々とお付き合いすることはできません。お付き合いすればするほどトラブルが増え、苦労します。
苦労すればするほど大事なあなたの「」がなくなります。

私は老婆心から、これら困ったちゃんたちと付き合う中で、良い方向に向けようとしたことがありますがダメでした。

業者やパートナーとつきあっていくことは大事なことですが、あなたの運を下げる人とは付き合わないようにしてください。

かの松下幸之助氏も、面接の折、「あんたは運がよいですか?」と聞いていた話は有名です。

経営の神様も運を気にしていたのですから、我々もそれに習うべきですね。

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