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お客様対応が苦手なら 家族にしてしまおう

お客様対応が苦手っていう人は珍しくありません。
むしろ多いくらいです。
ところが私は会社をやめて独立してからというもの、お客様対応に苦慮したことはありません。
なぜなら、皆、良いお客様で固めているからです。

でも、会社勤めの頃を振り返ってみると、私にも苦手なお客様が存在したことは事実です。

そんな時に、その苦手意識を克服することができた独自の方法をお伝えしてみます。難しくありません。簡単です。

まず、苦手な相手に接する前に、その人を自分の身内だと思い込む。
顧客であるご主人が父親に近い歳なら「オヤジ」、奥様が姉に近いなら「ねえさん」など。
そして、実際に身内のように対応する。

イメージできましたか。
お客様が父、母、兄、姉、弟、妹だと思えば、何を言われても心の中で「ハイハイ、わかりました」となります。
自分のために言ってくれていると思うとそんなに腹も立ちません。

オヤジが何か言ってるなくらいに思えば腹も立たないものです。
他人だと思うから変に緊張したり癪に触ったりするのです。
いわゆる他人行儀ってやつですね。

そのうち徐々に慣れてくればしめたもの。

電話対応でも同じです。
電話する前に、相手のお客様を身内だと思い込む。
「これからアニキに電話しようかな」っていう具合にです。

私が過去に自動車のセールスをしていた頃、超絶クレーマーを担当していました。顧客は会社の資産ですから、嫌なお客だとレッテルを貼って、私個人の意思で対応したりやめたりはできないわけです。

一応、自分なりに誠実に対応していたつもりだったのですが、やはり難しい人だったのです。

ある時、会話の中で、「〇〇様は私の父に少し似ていらっしゃいます」的なことを言ったのです。
するとその人は「おぉ、そうか、え?、あんたのおとうさんは何歳?」といった感じで、その場の空気が一変しました。

不思議なもので、そのクレーマーさんはそれからは苦情をおっしゃることがなくなりました。
担当セールスマンから、身内に似ていると言われたことが何気に親近感が湧いたのでしょうか。

そういった経験から、他人でも身内だと思って接すれば、今まで思ってもみなかったような展開になることがありますよという話でした。

この考え方をマクロに捉え実行してみると、世界中が平和になるかもしれませんね。

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