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「絶対売れるはず」の落とし穴
商売で一番危険なのは見込み違い。
この商品は売れそうだ、このサービスはいけそうだ、で売り出したところ、全くの見込み違いで大失敗。
このような例は残念ですが世の中にはいくらでもあります。
ではなぜ多くの人はこのような失敗をしてしまうのでしょうか。
それはこれから述べるようなことが知識として無いからです。
物を売り買いする場面をイメージすると分かりやすいのですが、例えばあなたがビールを飲みたくなったら、近所で手軽に買えるコンビニエンスストアに行きませんか。
カップ麺が食べたくなったら、近所で手軽に買えるコンビニに行きませんか。
週刊ポストが読みたくなったら、近所で手軽に買えるコンビニに行きませんか。
このように、コンビニの良さは手軽に欲しいものが買えることなのですが、コンビニ側が、「カップ麺どうですか。安いですよ」って売り込んではいませんよね。
売り込まれたから買うのではなく、あなたが欲しいから自ら買いに行くわけですね。
つまり、「お客様が欲しい時に欲しい物」を売ることが商売の基本中の基本なのです。
あなたがいらない物をどんなに勧められても安くても買いませんよね。
カップ麺が食べたいのにおでんはいらないのです。
商売は、お客様が必要としている物やサービスを提供することが成功する条件です。
真夏の海岸でマフラーを売るより、かき氷を売る方が当たり前ですが売れるわけです。
ところが今の世の中、儲けのためには必要以上に広告で煽って集客し惑わせマーケティングスキルで購買欲をいやおうなしに高め売りさばく。
商売を難しく難しくしているようなものです。
さらに難題なのが、自分作の「オリジナル商品」を売ろうと藻掻いている人が多々いること。
「これはオレがサラリーマン時代に温めていた事業案件なんだ!」と市場調査もせず一念発起独立して事業を始める人。
やる気は認めますが残念ながら100%失敗します。
なぜなら、それは自己満足の塊だからです。
新しい事業を始めるのであれば、必ず市場調査は必要です。まず市場調査をしてみて良さそうであればミニマムでやってみる。ミニマムでやるのは、失敗しても損害が少ないからです。
それでうまくいくようなら正式に事業を始めればよいのですよ。
これは知識です。
知るのと知らないのとでは人生までも影響が出てしまいます。
ちょっと人気が出たタレントさんが、自分のグッズを大量に作って販売したものの、少しも売れず大量の在庫を抱え泣き寝入りなんていうことは珍しいことではありません。
自分が良いと思ったものが世間では受け入れられないということをよく知るべきです。
それより、人が欲する物を売る、人の困り事を解決する。鉄則です。
これをすれば失敗しようがありません。
難しく考えすぎなのです。商売はもっとシンプル。
私が行う雑用ビジネス(便利屋業)はこの商売の鉄則に則っています。
お客様のお住まいに関するすべてのお困りごとを解決しています。
すべての案件に対応するようにしているのです。
いわばギフトカタログのように、カタログの中にある色んな作業からお困りごとを解決して差し上げますから選んでください、というスタンスです。
決してこちらから、この仕事をさせてくださいなんてことは言いません。
どうやれば人に物を売り込めるかな、なんてことは考えたことがありません。人が欲しい物、人が欲しい事を提供するだけです。
あとは丁寧な仕事を心掛けるだけで、将来が約束されます。不安になることはありません。
是非、あなたも、人(お客様)にフォーカスして商売してみてください。
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