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100%ネット依存・ネット頼みの商売をするならリスクを考慮

ネットビジネスで起業したいっていう人はたくさん存在します。

メリットは多いのでわからなくはないのです。パソコン一つでも仕事できますからね。でも私の経験上、やってみると思ったようにはいかないのです。

10年以上前の話になりますが、趣味でGoogleのアフィリエイトをやっていたことがあります。魚釣りのサイトを自分作ってそれに広告を貼っていたのですね。

最初は月に0円だったのですが、数百円になり、アフィリエイトをやめる頃には5~10万円ほど儲かっていましたね。本当に良い小遣い稼ぎになっていたのです。

なんでやめたかといいますと、現在もプロバイダー契約をしている企業で、当時無料で自作ウェブサイトがアップできるサービスがありまして、そのサービスを利用して自サイトを作り込みアップしていました。SEOも一応勉強して施していたのです。

しかし、あるとき突然、プロバイダー企業からのメールで当サービスが廃止になると通知がきました。これには慌てました。

なぜなら、プロバイダーの無料のサービスなので、ドメインは借り物。つまり、http://www.〇〇〇ne.jp/〇〇〇〇という感じでいわゆる間借りドメインでサイト運営していたのです。

「そんなの、新たにドメインとってサイトを続ければいいじゃん」って思ったあなた。

これ、SEO的に鑑みると実は一気にサイトの表示が必ず下がるのです。Googleの評価基準がそうなっているのでしょう。ですからドメインが変わることは致命傷です。

というわけでアフィリエイトはやめました。
現在ドメイン自体は他の企業の無料のものを使い、サイトは今でもネット上に存在しますが、やはりもう検索の上位に来ることはありません。

このように意図せずサービスが終わることがあるのです。これはSNSやポータルサイトがいつ終わるかもしれないことを暗示しています。

さらにもうひとつ、大規模災害が発生したらインターネットはどうなるのかです。
大規模災害が発生した場合、回線が混雑し、ネットや電話がつながりにくくなるといわれています。東日本大震災においては、基地局自体が稼働できなくなったエリアもあったそうです。

停電の発生やアクセスが集中することから、一部のサーバーに障害が発生して、ネット利用ができなくなる可能性もあります。

災害発生直後のTwitterなどは情報が氾濫したり交錯し、必要な情報や正確な情報が入りづらくなります。パソコンを諦めスマホを使おうにもバッテリーが途中で切れてしまえば使えません。

こんな中で仕事を続けるのはムリでしょう。非現実的と思われるかもしれませんが、決して大規模災害は起こらないとは断言できません。それだけネットのみに依存することはリスキーなのです。

懲りずにいえば、有事が起こった際、日本すべてのネットワーク、ワールドワイドウェブが使えなくなったら・・

こんなことを考えればキリがないのですが、起こることは0%ではありません。

そもそもネットで何を売ろうとするのかですね。
商売なんですからモノやサービスを売ると思います。しかも個人で。
しかしながら個人で出来る範囲は少ないです。商品を仕入れるにしても製作にしても。

ということは売れても儲けは少ない。

仕入れといっても資金が必要です。安いモノをいくら売っても理想の人生には到底届かないと思うのです。
そうかといって例えばネットショップでダイヤモンドを売っていても誰が買うでしょうか?

身元の知れない人が売っているショップで高価なモノを買う人はまずいないでしょう。高価なモノほど個人では売れないんです。だって怖いもの。

そうかといって数百円から数千円の雑貨をポツポツ売ってて生活できるかどうかです。

「いや、オレはコンテンツを売るんだ!」って。
それはよいのですが、人様が買うほどの優良なコンテンツがあればよいのです。

いいえ、ネットビジネスを全否定してるわけではありません。
成功確率の話でいえば、ネットで儲けている人はごくわずか。本音を言えばあなたにはそんなリスキーな世界に飛び込んでもらいたくない。

どうしてもやりたいのなら、副業で始めてから様子を見たほうが絶対によいし、リアル商売も取り入れて欲しいのです。先に述べたリスクを半減させる意味で。

個人で儲けるには単価の高いサービスを「BtoC」あるいは「BtoB」で
売ることが成功のポイントです。個人に売ったり企業に売ったり。

私自身がやっている業務はまさにこのシステムです。個人でも高価な取引が可能となります。

それは、今までも伝えてきた住宅メンテナンス・リフォームの仕事。あるいは雑用ビジネス(便利屋業)。

まず自分で請け負い、後は外注で施工、完了。

日本の人口が減少している今、新築軒数は今後も間違いなく減少します。当然ですよね。そうすると比例するかのように既存住宅のメンテやリフォームが増加します。

さらに言えば、今年の4月から建築基準法が変わり、今まで必要のなかった大型リフォーム(リノベーションや増改築)の届け出が新たに必要となります。

このことにより、この先、大手リフォーム会社は伸びが鈍化し、我々のようなかゆいところに手が届く業務が今まで以上に追い風になるのです。
今後は、家を建て替えない代わりに少しずつ手を入れて長持ちさせようとする動きが活発化すると予測しています。

また、同時に空き家も加速度的にこれからは増加しますので、こういった管理業務もこなす我々は社会的に重要な位置づけとなりうるのです。

このような方面に参入したほうが遙かに稼げるでしょう。

ネットでは逆立ちしても売ることができない100万円のダイヤモンド。
それが、住宅サービス業をやっていると100万円の工事依頼が度々もらえます。

それも個人事業で。しかも高確率で。

例えば、水道の蛇口を交換するだけでも約3万円の売り上げになります。個人の飲食店なら3万円売り上げるのに一日はかかります。

住宅サービスはAIも参入できない業種なので仕事を取られることもありません。どの業種もいえることですが、お客様を増やすことが課題となります。

各人がこれをクリアすれば一生安泰なのです。
オンラインビジネスしか検討していない方、リアルビジネスも併せて考慮してみるのもよいかもしれませんよ。

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