見出し画像

お金はどこから流れてくるか わかってるか

ものの本によれば、商売は「お金の流れを少しづつ増やせ」「それを大河に代えて儲けよ」
なんてことを書いています。

これを書きたかった人のイメージは、今やっている戦術にその他のできることを増やしていって、多方面から微弱ながらも売上を加えていって、トータルで儲けていこうということだと思います。

確かに間違いではないのです。

例えば、本業が書店だが、店内にカフェを併設する、店内に雑貨を置く、DVDを販売する。
売上の支流ができる。

例えば、本業が薬局だが、店内でパンを売る、介護施設を運営する、介護保険によるリフォーム工事を請け負う。
売上の支流ができる。

つまり早く言えば本業以外に他の業態を増やす、いわゆる経営の多角化ということですね。
こういったことで本業プラスアルファの儲けを追求するということです。

だが、こんなことは設備投資のできる中小企業にさせときゃいいのです。
我々自営業者にとって大事な、お金の流れとはなにか。

こう考えてみるとどうでしょうか。

いろんな戦略や戦術、あの手この手を考えて儲けを追求したとして、結局お金は誰からもらうの?ってことですね。

そう。お客様です。お金はお客様からもらうのです。

ということは、お金の流れはお客様から来てるってことになります。
とてもシンプル。

であるならば、少しづつお金の流れを増やしていく作業というのは、我々自営業者にとってみれば顧客を少しづつ増やしていくことに他ならないのです。

今も書きましたけど、企業のように部門を増やしたり設備投資をして多角化を計ったりはまずしないんですから。

「お客様」というチョロチョロとしたお金の流れを増やしていきさえすれば、自動的に本流が太くなる。売上が増えるという考え方。

まさにお客様自体が川の小さな支流。

さらに、優良顧客ならなお良いですよね。細い用水路がサイズアップして二級河川になったようなもの(笑)。

ただし、わけのわからない新規客はいくら増やしたところでリスクでしかなありません。見積りばかり作らされるし、クレームは言うしで時間ばかり取られます。

私に言わせるとそんなのはお金の流れどころじゃなく、泥流(笑)。
実際あなたも困った事があるはず。
そうじゃなく、あなたにとって本当に良いお客様。

そんな清流を一本でも多く増やしていく。

それが多くまとまれば、やがて大きな本流となりいずれは大河となります。こう考えればお金の流れがつかみやすいのです。

複雑に考えず、お金はお客様からもたらされるもの、そして優良顧客を増やしていけば、結果的に売上が成長曲線を描きだすと考えてください。

このシンプルな考えが先です。

この考えをふまえた上で、集客なり戦術を考える。考える順番を間違えると戦い方ばかりに囚われ、出口の見えない無限ループに陥ってしまいます。

困っているお客様を喜ばせることが、我々の使命。売上に悩んだらこの原点に立ち返ることです。

(🌼◕ ᴗ ◕„)ノ 最後までお読みいただき、ありがとうございます!
今後もあなたのお役に立てるオリジナルコンテンツを提供していきますので応援のスキ・コメント・フォローなどを頂けますと今後の励みになります。

いいなと思ったら応援しよう!