![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156736987/rectangle_large_type_2_6d12220a3f183c5e5f1b383cc8f678e8.jpeg?width=1200)
ペチュニアの切り戻しは今やっていいの??
おはようございます!
今日は、こんなご質問をいただきましたので、それにお答えする形で、同じようなお悩みをお持ちの方の参考になればと思って書かせていただきます!
それでは、レッツナラフラ大学!
=====
<ご質問>
ペチュニアさんの件でご質問です。
もし、いまから切り戻しをした場合、今シーズンもう一度開花が楽しめるでしょうか?
そうでしたら、切り戻しをしたほうがよいのかなと迷っています。
====
というご質問とともに、現在のペチュニアの状態と品種を確認するために、このお客様からはお写真も送っていただきました!
このご質問についても皆様と一緒に共有してオッケーとの許可もいただいております!
ご質問ありがとうございます!
さて、、、
まず、ワタクシがいただいた写真で確認したところ、ナラフラのペチュニアで、八重咲きと一重咲きの品種がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1728044493-7ChWgM0cStyPkGjOVIEuHvd4.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1728044503-QbrdFcBaCPkpNYx56qzXTJA2.jpg?width=1200)
どちらも、花が咲いていたり、蕾がついていたりしている状態です。
ただ、少し間延びしているので、この方は、形を整えるために切り戻しをしたいな〜と思っていたというわけでございます!
さて、、、ここで、さっそく、切り戻しをした方が良いのか、どうなのかということについてお答えしていきます!
まず、一重咲きと八重咲きで、開花特性が全然違うことがあるんです。
今回は全てナラフラの品種ですので、わかりやすいのですが、八重咲き品種の方が、どちらかというと『日長感受性が高い』という特徴があります。
もうちょっと噛み砕いてご説明させていただくと、日光が当たる時間が長くないと花が咲かなくなって、葉っぱだけになってしまうという特徴が強いということになります。
なので、今回の八重咲き品種は、できましたら、今は、切り戻しを我慢していただいて、置き肥で追肥をしてあげて、そのまま伸ばしながら花を咲かせていってあげるのが良いと思います!
おそらく今のタイミングで切り戻しをすると年内に開花しなくなってしまう可能性があります。
なので、、、今の株の状態で、蕾をしっかりと花を咲かせて、たくさんの花をこの1ヶ月くらい楽しんでいただくのがベストと判断させていただきました。
そして、冬越し支度のための切り戻しは、11月上旬頃が良いかと思います。
そのころに半分くらいの大きさに切ってあげて、水やりを控えてあげると冬越しがしやすくなります。
さて、一重咲きの方ですが、こちらは、今、バッサリと半分くらいに切ってしまっていただいてオッケーです。
おそらく今切り戻しをすれば、10月下旬くらいから花が楽しめるかと思います。
そして、冬越しの切り戻しは、特にせずに、そのまま水やりを控えながら、霜除けをして育てていただければ、11月いっぱいも花を楽しみながら、冬越しができると思います。
どちらの品種も、花がらはこまめに取ってあげるということが大切になります。
あと、害虫も増えてきますので、べニカXガード粒剤を株もとに5g程度撒いてあげると良いです。
ベニカXガード 粒剤はこれです。
↓
https://amzn.to/3zIFW08
ホームセンターでも売っていると思います!
こんな感じの回答をさせていただいたということでした!
そんでもって、、、
ここからがちょっと補足の植物生理学の講義になりまっす!
ペチュニアって、開花に日光の光が長く当たっていないと開花しなくなってしまう、、、というお話を書いたのですが、ここは、もうちょっと深堀して、ペチュニアの進化の歴史を紐解いていくのは、面白いかと思いますので、次回にもうちょっと深い世界を学べるように続きを書きま〜す!
ということで、次回もお楽しみに!