「やりたいことリスト」の落とし穴
おはようございます。
なりまつゆかです。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
お正月は家でテレビを見て
美味しいものを食べて
のんびりと過ごしました。
今日からまた活動を再開します。
「やりたいことリスト」を達成できなかった過去
新年を迎え、
今年の抱負や目標を考えた方も
多いのではないでしょうか。
「やりたいことリストを作りました」
という投稿も、SNSでちらほら
見かけました。
「やりたいことを100個書き出してみよう」
というのは
以前よりいろいろなところで言われていて、
私も過去に2回書いてみたことがあります。
1回目は、大学生のときに書きました。
思いつくままに書き出した30項目中
5年以内に達成できたものは13項目。
それもほとんど
「○○に行きたい」「○○を食べたい」など
自分でお金と時間をやりくりすれば
叶えられるものばかり。
もっと大きな夢、例えば
「栄養についてのイベントを主催したい」とか
「フリーペーパーを発行したい」とかの
残り半分以上の項目は手つかずのまま。
「こういう難しいことは私にはできないのだ」
と、自己肯定感を下げる結果になっていました。
それを踏まえて、
2回目を作成したときは
・カテゴリ分けする
(仕事、趣味、旅、食など)
・優先順位で並べ替える
・達成するための行動を考えて付け加える
という工夫をしてみました。
ちなみに、以下のサイトを参考にしました。
大きい夢だけを掲げた1回目と違い
すぐに始められそうなことを書き出せて
やってみようと前向きな気持ちになれました。
ただ、これを書いてから4年経ちますが
叶えられたのは2割くらいでした。
「やりたいことリスト」を書く前に気づくべきこと
書き出しても結局、叶えられなかった。
ならば「やりたいことリスト」を書くことは
意味がなかったのでしょうか?
というと、そうは思いません。
頭の中になんとなくある「やりたいこと」を
はっきりと言語化しておくことは
実現させるためのファーストステップとして
必要なことだと思います。
実は、先ほど書いた1回目の
「やりたいことリスト」で叶わなかったことは
昨年、10年越しで達成できています。
「栄養についてのイベントを主催したい」は
オンラインでセミナーを開催できましたし
「フリーペーパーを発行したい」は
noteやSNSという形で発信ができています。
(時代の変化も味方してくれています!)
「やりたいことリスト」は
「タスクリスト」ではないので
書いたことをすぐにやらなければ
いけないわけではないし
今の自分にはできそうにないことだからこそ、
書き留めておいて、長期的な視点で
達成に向かっていくことが有効なのかなと
感じました。
それでは、2回目の「やりたいことリスト」では
具体的な行動まで落とし込んだにもかかわらず
なぜ、達成することができなかったのか?
その理由を、リストを見ながら考えてみると
「やりたいこと」ではなく
「やるべきこと」を書いていたから
でした。
自分が心から望むことではなく、
そのときの仕事の中で求められることや
世間的に「幸せ」とされることを
自分の「やりたいこと」と思い込んで
書いていました。
例えば、
・海外業務に関わりたい
・そのために英会話を身につけたい
と書いていましたが
もともと、海外に興味は
ほとんどなかったのに
「できる社員でありたい」
「TOEIC高得点で社内表彰されたい」
という見栄や
「これからの時代はグローバルに活躍すべき」
という「あるべき」論に
引っ張られてしまっていました。
本当は「やりたくない」から
やってもあまり身につかなかったんだな
と気づき、今となっては納得です。。
というわけで、
「やりたいことリスト」を作る前に、まず
自分の本当の「心の声」に耳を傾ける
ことが大切です。
心から「やりたいこと」と、
周りから求められる「やるべきこと」
ごっちゃになっていませんか?
自分ではよくわからない…
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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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