強みについて勘違いしていたこと
以前書いたように、かつての私は
自分の強みを見つけられずにいました。
新卒の就活のときには、それなりに自己分析して
強みを見つけたと思っていました。
でも、面接に落ち続けるにつれ、
自信をなくしていきました。
自分には何もないと思うようになりました。
入社して、上司からは
自分の強みを伸ばして仕事をしなさい、
弱みを無理してまで補うことはない。
と言われました。
その言葉は有難かったけれど、
その強みが分からないのに、とも思いました。
今考えると、強みが見つからなかったのは
大きな勘違いがあったからだと思います。
勘違いその1:強みには優劣がある
4年前、絶賛迷走中の頃
ストレングスファインダーを受けました。
34個の資質の中から、私に当てはまる
上位5つの強みが診断されるテストです。
私の強みは以下の5つでした。
・慎重さ
・調和性
・責任感
・自我
・回復思考
これを見ての私の感想は、
「うわ、根暗。つまんない奴」
でした(笑)
自己肯定感の低さ満載なのですが、
当時は、強みにも優劣があると
無意識に思ってしまっていました。
34個の資質の中には、
「コミュニケーション力」
「社交性」
「活発性」
なんてものもあります。
そういった資質がある人が優れていて、
地味なものしかない私は劣っている。
そう思っていました。
よく、就活の求める人物像で
「コミュニケーション力」なんて書かれていたので
そう感じてしまったのかもしれません。
昨年「i-color」について学びました。
i-colorとは、生年月日から分かる
持って生まれた素質のことで
3グループ12カラーのどれかに分類されます。
グループやカラーによって
物事の考え方や取り組み方が
大きく違うことを学び、
それは優劣ではなく個性なのだと
知ることができました。
勘違いその2:大きな成果や実績がないといけない
人より飛び抜けて優れていて、
話したら誰もがすごいと思うような
成果や実績が得られたこと
それが「強み」だと思っていました。
就活では、成果や実績の大きさで
競おうとしてしまっていました。
バイトで売上何%アップとか、
部活で全国大会とか、
そりゃ、あったらいいけれど…
いうても凡人なので、そうそうありません。
(そもそもバイト先の売上なんて聞いてないし)
でも、凡人にも「強み」はあります。
i-colorの講座で、強みとは
「今まで自分が自然にずっとやってきたこと」
と教わりました。
初めは、私にはそんなのない…と思いましたが
自分探しのための「内面への旅」を行う中で
日々の細かな仕事にまで目を向け、
繰り返しやってきたことを探し出していくと
強みが見えてきました。
もし、かつての私のように
強みが分からなくて困っている方に
何か参考になることがあれば嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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