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30代を無駄に生きるな 著 永松 茂久

店主の課題図書で今回はこちらの本を読ませて頂きました。
今の自分に足りない物を確認しながら書いていこうと思います。

・今の自分の現在地(自分自身の状態)を把握する

ナビで目的地を設定しても現在地が分からなければそこまでのルートが検索出来ない。
先ずは自分がどんな人間なのかを把握する事で自分が理想とする未来やそこにたどり着くまでの距離、必要な事が見えてくる。

・今の自分にとって本当に必要なものだけ残して不要なものを捨てる

それは無駄な思考、プライド、過去の失敗、足を引っ張る人間関係など。
柔軟性のある30代のうちに思い切って捨てる。

・30代はお金持ちではなく、人持ちを目指す

人持ちとは、人からの信頼持ち。
ありのままの自分を信頼してくれる人を増やす。

30代はまだまだ足元が不安定な人が多い。
地盤の固い場所を探しがちだが、大切なのは今いる場所の足元を固める事。

これは個人的な考えですが、信頼してくれる人や応援してくれる人を増やす。

本当に自分の事を信頼、応援してくれる人。
人との繋がりは人生の財産だと思っています。

自分が東京にいる内に出来る事は何だろうと考えた時に、日本酒、経営、顧客管理の勉強など色々とありますが、人との繋がりを作る事が一番大事だと気付きました。

岡山に戻り東京からは離れてしまいますが、応援してくれる人や仲間が遠くにいるのって凄い素敵だと感じています。

・未来の理想とする自分が今の自分を見ていて何が足りないのかそこを客観的に考える事が大事

自分で想像した事に現実が引っ張られていく。

例えば、女運がないと口癖のように嘆いている男性は女運がない自分を常に意識し、その思考が女性にモテないという現実を引き寄せている。

運や周りのせいではなくその人の思考や考え方が招いている。

未来の自分をハッピーに設定し、最強の自分を強く脳内に刷り込ませることを゛素敵な勘違い゛と言う。

意識的に良い言葉を使っていく。

自分が理想とする未来を実現している人の近くに積極的に学びに行きその人の話しや行動言動を吸収する。

自分でアクションを起こす事で自分の理想を現実化する力をさらに得ることができる。

・30代はまだフットワークも軽く時間にもお金にも余裕がある、学ぶなら今のうち

30代は20代と比べて社会からの目線も変わってくる。
自分という人間をどこまで確立出来るかが、その後の人生を左右する。

第一ステップは世間に流されない自分を作る。
もし自分がこの人の立場だったらどう振る舞うか?

自分がその人の近くにいる立場だったらどう振る舞うか?

例えば、自分が謝罪する立場だった時と、自分の大切な人が謝罪会見をしていた時にどうするかを考える。

・自分で決める意識を身に付ける
教わった事をただインプットするだけではなく、それに対しての自分の意見をプラスする。

答えをアウトプットできるかどうかが明確な差となって現れる。

・゛負けたくない゛という思いの裏にある現実を知る

この人には負けたくないと思っている時点ですでに負けている。

気をつけなければいけない事が、他人と比較して優劣をつけたがる事。
自分の方が負けていることに気づくと自己肯定感を傷つけられ無意識的に相手のあら探しを始めてしまう。

そうではなく、なぜ負けているのか?その(なぜ)を考える。
素直に負けを認め、なぜ負けたのか?を考える。

その人にあって自分にない物を探す。
そして、そのなぜが分かれば必ず成功に繋がる。

・常にバッターボックスに立つことが大事

バットを振っているという事は行動している人。

最初は誰でもヒットを打つのは難しいけど、何度もバットを振りヒットが打てるようになれば、いずれはホームランを出せるようになっていく。

チャンスはバッターボックスに立った人にしかやってこない。

・周りを生かせる力を身に付ける

人に頼るという思いを人を生かすという思いに変える。
困った事や必要な事はその分野のエキスパートに教えてもらう。

自分の苦手な分野を明確にし、その分野に強い人を周りに置く。

優秀なビジネスマンはえてして人を動かすのが上手い。
頼っているように見せて実は活かしている。
先ずは教わったことを素直に受け入れてやってみる。

・プレゼン力を磨く
場数こそが練習であり、登壇者こそ誰よりも学び準備をしている。

内容はもちろん声のトーンや姿勢、聴衆のモチベーションを上げるよう全身を使って話をする。

本番でうまくいかない場合は冷静に対処することが出来る様になる為、メンタル面での準備も必要となる。

想定外の出来事に対応する力や、打ち合わせでイレギュラーな出来事、もしくは質問を受けたときに対応出来るかどうかを常に未来予測して行動する思考を持つことが大事。

30代の時点でしっかりとした脚力と周囲からの期待、信頼を勝ちとっていない人は40代で置いていかれる。

・30代のうちに影響力を身に付ける

影響力の特性

1、影響力が強い方から弱い方へ流れていく。
2、影響力は身に付けるというよりも力を持った人の後押しによって増大していく確率の方が大きい。
3、影響力は環境の力こそが1番大きなカギになる。

つまり質の良い環境に身をおくことが大事だということが理解できる。
30代の内にこの事を理解し、40代以降は自分自身が誰かに影響与える人間になる。

そして自分自身の影響力がさらに大きくなり、引き寄せられ集まってくる人は必ず違った角度からチャンスを与えてくれる。

・30代の内にコミュニケーション能力をつけておく

コミュニケーションは人間関係の橋渡しであり、その為には共感力が必要となる。

誰かと話しをする時相手の目を見ながら話しを聞き、しっかりリアクションする。
相手に良い印象を持ってもらうことが大事。

伝え方

相手に何かを伝え、゛買うと言う行動をさせた場合゛
ただ単に商品の説明をするだけでは相手に伝わらない。

相手にどう伝えれば心に響くかを意識し、言葉にするという作業をしなければ相手の心には届かない。

聞く力(聴く力)

コミュニティー能力を磨くには聞く力が極めて重要。
まずは相手の話を静かに聞くことが大事。

そして話を聞くだけでなく、相手が話したいことを引き出す質問をする事が大切なスキル。

本書では゛聞く゛と書いていますが自分に足りない物はこっちの゛聴く゛だと思っています。

例えば会話の中で相手が週末は出かけることが多いですと言ったら、どこにお出かけされるのですか?と言う質問を投げる。

相手は出かけることが多いと言った瞬間に何をするために外出するのかを話したい場合が多い。

話すことに比べれば、聞く力を身に付ける方がよっぽど簡単。

コミュニケーションを制するものは30代を制す。
一流の人ほどこれからの人たちを大切にする。
初めて出会った人が親切にしてくれた人であればそのことを忘れない。

・人はその人の言葉の使い方をじっと観察している

ポジションが上がった時、人に対する話し方や言葉遣いには以前に増してより一層の注意を払わなければいけない。

20代は自分に対する自己肯定が低く、30代前半で完全に出遅れていたと思っていましたが、まだまだ挽回が出来るという事に気が付きました。

現時点で自分がしなければいけないのは地盤を固める事。

それは自分を信頼してくれる人を増やす事、自己肯定が出来る様に何か一つでも良いから中途半端に終わらせずにやり遂げる。

後悔する事が無い様に今の内に沢山挑戦をしていきます。

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