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これからの飲食店 集客の教科書 ~後半~
著 白岩大樹 長屋大輔 上田逸平
監修 山川博史
今回は飲食店集客についての後半です。
・SNSを活用した集客について
SNSで集客をするに当たって大事な事はブランディングである。
ブランディング…自分のお店の想いや特徴を発信し、その独自の世界観に共感してくれるファンを増やす活動
SNSは伝わる力が強力なので、間違ったイメージが伝わると命取りとなる。
自分のお店は他のお店とは違う、どんな価値をどんなお客様に提供して喜んでもらいたいのかを考え、写真や文章の投稿を通じてメッセージを届け、来店して頂けるようにすることが大切。
先ずは自分のお店のエゴサーチから始める。
お客様がどのような行動をとって自分のお店を検索しているのかを知る。
現在は食べログよりもGoogleの方が優勢な感覚です。
Googleマップで店舗を検索し、経路やお店の情報まで表示されるので自分の求めている情報までたどり着くのが早いイメージです。
ネットを活用するに当たり、ネット上でのお店のQSCにも十分な配慮をする。
Q=クオリティ 商品
S=サービス 接客
C=クレンリネス 清潔さ
ここで忘れてはいけない本質として集客・販促のネット上の展開は、自分たちの為にするのではなくお客様の為に行うという事。
・Instagramの活用法
InstagramはFacebookの関連会社である為、インサイトの情報(男女比率、どの時間帯に見ているか、どこのエリアの人か)はFacebookの情報をもとに反映されている。
なので、飲食店のSNS販促はFacebookとInstagramを中心とした活動が有効であり、Instagramは写真や動画で料理やお店の様子を伝え、来店欲求をうまく刺激出来る。
Instagramをするに当たり、第一にすべきはペルソナの設定。
ペルソナ…どのような人にどんな価値を提供するのか、ユーザー像をイメージする事。
ここで性別、年齢、住居地、職業、属性、どんな価値観であるか。
そういったところや自分の想いに共感してファンになってくれそうなお客様の人物像として切り抜く。
お店からの集客効果に繋がる投稿は4種類
① 店舗からの投稿
② ユーザーからの投稿
③ 店舗からの広告投稿
④ インフルエンサー投稿
そのうち①についてのメリット
・売り手だからこそ伝える事が出来る情報に絞る
・ブランド設定をしてイメージを意図的、計画的に伝える
・お店だから知り得る情報を伝える
・お店やスタッフの雰囲気を感じさせる
・特典などの情報を特定のお客様に伝える
・オーナーや店長の人となりを感じさせる
など、投稿は自分のお店の想いや特徴を意図してしっかり伝え、お客様の共感を引き出す内容にする。
Instagramはビジネスプロフィールに設定する事でインサイトを見る事が出来る
ここの1番下にあるインサイトを開くとフォロワーの情報が細かく確認できる。
私の個人アカウントで説明していきます。
先ずは過去2週間の投稿に対してのインサイト
リーチしたアカウント
年齢(リーチしたアカウント数を開く)
性別(リーチしたアカウント数を開く)
更にインサイト概要の合計フォロワーを開くと現在のフォロワーについて細かく分析出来る。
35~44歳が多く、次が25~34歳
性別は男性が6、7割
最近は書籍系の投稿が多いので若干年齢層が高いイメージ。
これを25~34歳の層を増やし、女性の割合を1割上げるのが目標。
この様に分析出来れば投稿も面白くなってくる。
ちなみに私自身の肌感覚ではハッシュタグは大事だと思う。
ヒットしそうなタグをつけ、フォロー以外のリーチが増えた。
現在のフォロワー数が394でこの投稿の反応がよく2週間で0.7%増加。
今後の課題として、現段階では個人のアカウントなのでペルソナを意識し集客に繋がる投稿をしていく。
今回この書籍を読み、飲食店はただ頑張ればいい訳ではなくどう頑張るかが重要だと感じました。
客層のイメージ、リピート率を増やす為にどうするのか?
SNSをどう活用するのか。
私はまだ経営者ではありませんが、実家の家業を任された際には以上の事を活かし集客をして、お客様満足度を上げていきたいと思います。