手作り絵本🌟『しあわせコレクション』💕
絵本ストーリー💓
ふわふわ もこもこな くまちゃん
わるいことをしたくなる
じょうずに 木のぼり できないし
だいすきって字も ぼくだけ かけない
くまこちゃんと なかよしな
くまおくんに やきもちしちゃった
おそらの とりさんが
お星のカケラを くれたけど
ぼくは はーとがだいすきだから
やさしいきもちが ゆるせなかった
おとなが おきびしいから 悲しくなって
なみだも えがおも わすれて
いまでは 無感情なときもある
そうして くみちょうの サングラスを
てにいれたよ
『まっくらな けしきになって
わるいこと、したくなっちゃう』
もこもこくまちゃんには
逃げるみちが なかった
くまちゃんが うまれた ひ
太陽のひかりが まぶしくて
太陽のひかりを 追いかけて
探索して 冒険したら
ママはずっと
そばでわらってくれたらいいな
それは特別なことだから
くまちゃんは、叶わなかった
くまちゃんは
ひかりに つつまれて おりこうさん
ママがうんでくれたこと
とてもきらきらした真実を
ぼくは、知っているよ
それがうれしくて
ここにいることはくるしい
くまちゃんは
なみだや えがおを
わすれちゃうときもあったから
でも みんなのせいには したくない
だけど きもちは 怒っていたの
悲しいきもち いっぱいしてきたよ
なみだが こぼれたとき
すっきりして 安心する
雨が降ったあとの
みずたまりを 舐めていたら
『もっと らくになっていいんだよ』
みずたまりのなかから
こえが きこえたきがした
らくになること
心地よいことは
ぼくたちの すぐそばにある
おおきく くうきを すいこんで
心地よくなることは がんばっていること
がんばれないことは
ぼくのせいじゃないよ
ぼくたちは 心地よくなるために生きる
傷ついて 傷つけてばかりの
ぼくたちが 生きる意味は
心地よくなるため
しにたいとき
らくになりたいとおもう
こころの真ん中には いつでも
心地よさがある
いきをすって、はくこと
かゆいところをかくこと
おいしいこと
あったかいこと
すずしいこと
からからの喉を癒すこと
なみだをながしてすっきり安心すること
しーるをぺたぺたすること
お歌をきくこと
喜怒哀楽の喜と楽を
なるべくいっぱい あつめたいな
怒と哀を感じて
なみだが ほうせきになったひ
真実をしれて うれしかった
悩んだときは
ひとりぼっちなことも おおかったから
ぼくは、孤高の戦士みたい
苦労は、工夫できるよ
もこもこくまちゃんは
むずむずして
おさえられないきもちがあふれたの
それが悪いことなんて
思えなかったよ
わるいことをしたら
理不尽に傷つけてしまうから
ぼくの、正しいきもちは
言い訳っていうみたい
言い訳とは傷のこと
もし、わるいことをしたら
ぼくの いのちは きえてしまうんだ
わるいことをしたら
ぼくの いきる けんりが 奪われて
地球のひとびとから
きらいだっておもわれる
きらい きもちわるい ひどい人間だ
消えてしまえ
地球のひとびとから たくさんいわれる
行動は こころをおしつぶす
本当のきもちは不安で 悲しかった
おおきな しっぱいは
ぼくのいのちが、きえてしまう
きえてもいい、いのちなんてないよ
ぼくのいのちと にんげんのいのちは
おそろいだけど
もう、これいじょう
ぼくが傷つくことは
おしまいにしたかった
傷つけることは
自分が傷つくこと
くるしかったね かなしかったね
夜のおそらのお星に語りかけた
ちいさな しっぱいは
ぼくが、許してあげよう
償いは 繰り返さないように すること
きみは わるいことを したくなったとき
思い出してね
わるいことをしたら
心地よいきもちが きえてしまうよ
心地よくなるために生きよう
つらいきもちを 専門家のおとなに
たすけてもらおう
おしまい
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?