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大切な人を亡くす、ということ


大切な人を亡くすという事実に直面したら、私は果たして耐えられるだろうか。

昨日、この本に出会い、そう強く思いました。

旦那が突然死にました。/せせらぎ 著

この本には、著者のせせらぎさんが大好きだった旦那様を突然亡くされてからの悲しみ、絶望、葛藤が描かれています。

私は、これを胸が張り裂ける思いで読みました。
41歳という若さで幼い二人のお子さんを残して旅立った旦那様のこと、旦那様が亡くなられて懸命にこの3年間を生きていらっしゃったせせらぎさんのこと、パパをほとんど知らないまま育つ子供たちのこと。

最初に読んだのは本屋さんでしたが、人目をはばからず思わず泣いてしまいました。
(周りの人からは恐らくジロジロ見られていたと思います。汗)

なんて悲しいんだろう、なんて辛いんだろう、と考えずにはいられませでした。


でも、1日経って思ったんです。

旦那様はきっと幸せだっただろうな、と。

もちろん亡くなる事は本望では無かったと思いますが、素敵な奥様と2人のお子さんに囲まれて、幸せに包まれて亡くなったはずです。少なくとも私はそう思いたい。

人生の価値は寿命の長さではなく、どう生きたかだ。病院に勤めていた母がよく言う言葉です。

まだ全ては読めていないのですが、時間のある時にまたゆっくりこの本を読んで、今ある幸せを噛みしめ大切にしようと思います。

皆様も良かったらどうか読んでみて下さい。今この瞬間がいかに幸福であるかを感じて頂けるはずです。

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