てんぺいです。
たぶん人間は「溢れる」生き物なんじゃないかなと思います。
何か心を満たすものが欲しくてそれをずっと追い求めて生きていて、自分の小さすぎる器に時々目を背けながら、でも現実を見ないといけなくて、もし溢れることができたとしても、何か違うと考えて、結局「足りないこと」と「溢れること」を繰り返して生きているんだと最近よく歩いていてこんなことを考えています。
たぶん人間は「溢れる」生き物なんじゃないかなと思います。
文頭に「たぶん」と書いたことが自分の弱さだと思っていて、今年は言い切ることができる年にしたいです。「したい」というかする
去年以上に言葉に触れたいし、自分の考えを出すことができる場所を作っていきたい、定期的に。
そんなことで今日は初めて国技館で相撲を見に行ってきました。人生初の相撲です。
有名ではないお相撲さんは午前中に、大関や横綱などの有名な方たちは午後の17時あたりから登場してきます。
自分たちは14時半に会場に入りました、国技館の第一印象はとにかく大きくそして立派ということです、
テレビの光景がそのまま目の前に広がっていて不思議な感覚でした。
座席は一番遠い、一番安い席で観戦しました。値段はあえて秘密にしておきます。気になってしまう人は相撲協会のHPを見てみてください!僕はインスタもフォローしました。結構お金は高いです笑
相撲観戦でびっくりしたことが2つあるので書きます。
1つ目:思っていた以上に若い人が多い。
これは本当にびっくりしました。しかも若い女の人が本当に多くて、良い意味で期待を裏切られました。サッカー観戦の女の子の数よりも断然多いと感じました、
2つ目:思っていたよりも面白い
日本の国技ということで高校生のころからずっと見てみたかった相撲。期待もあってやっぱり予想通り面白かったです。
土俵に入る前の一連の動き、そして体と体がぶつかったときの音、迫力、まさに命と命がぶつかっているような感覚を感じ取ることができました。
あの場所は神聖なところだそうです。自身を清めるために塩をまき、勝ち負けがついても決して表情に出さない、これこそが国技なのかと背筋が伸びました。
接戦のときには拍手の音も一段と大きくなり、豪快な上手投げで勝負が決まったときには大喝采が起きて、サッカー観戦から相撲観戦に切り替える説も出てきています。
本場所はポケモンと相撲がコラボしていて、懸賞のアナウンスでポケモンの名前がアナウンスされていたことも面白く感じました。
これから「宇良(うら)」という力士さんを応援したいと思います。宇良という名前だからモンゴルのウランバートル出身なのかなと思ったらバリバリの関西の大阪出身で好感が持てたからです。
自分が踏み込んだことのない世界に踏み入るときって緊張よりもワクワクが本当に大きいので好きです。
今回は相撲を見に行ったのですが、相撲を見に行くことよりも、その相撲をどんな人が見に行っているんだろう、どんな表情でこの相撲をみているんだろうと気になっていました。
僕はそんなところがあってメイドカフェに初めて行ったときも、落語を聞きに行ったときも、厄払いに5000円払って行ったときも、その世界にいる人がどんな人なんだろうと感じ取ることが好きです、
もちろんそれによって疲れることもあるけれど、そんなセンサーを張って感じ取ると、よりその世界観に入り込むことができると思っていて、心地よくなります。
まだ踏み込んだことのない世界はたくさんあるけれど、それを悲観的にとらえるのではなくて、人生の階段として一つひとつ経験できたらなと思います。
今年も経験にお金を使いたい。
今日も読んでいただきありがとうございました。
てんぺい