細胞レベルでのゴミ処理『オートファジー』
「必要なものを作って、役割を終えたら壊して出す」
これは全身で行われている”生命(イノチ)の仕組み”
そして”抗老化の秘訣”。
この「役割を終えたら壊して出す」という働きは、「身体から不要なモノを出す」という細胞レベルの”ゴミ処理”の仕組みです。
これは『オートファジー』といわれる機能ので、体に備わっている心身の健やかさや病気、老化に深く関わる大事な機能です。
そしてもうひとつ。
この機能には「細胞内のゴミ処理」のほかに「リサイクル機能」も備わっています。それは、細胞の中で不要になったゴミ(たんぱく質などの老廃物)を出すだけでなく、ゴミだったものを原料(アミノ酸など)に戻し、新たな細胞の部品として生まれ変わらせる役目です。
▶『オートファジー』機能を高める方法
①オートファジー を高める栄養シグナル
<スペルミジン>
「スペルミジン」は、豆類や発酵食品などに多く含まれる栄養成分で、複数の臓器で「オートファジー」を活性化させます。この「スペルミジン」はもともと人間の体内で作り出すことができる成分ですが、加齢によって産生量が激減するため「オートファジー」の不活性化に影響してしまいます。発酵食品やきのこ類など、腸によさそうな食品を選んで食べることで「スペルミジン」を補えます。
また、スペルミジンを含む食材を摂取することは、腸活による健康・美容効果にもつながります。
<ウロリチン>
「ウロリチン」はザクロやベリー、ナッツ由来の食品素材です。
世界で始めて、壊れたミトコンドリアを除去する「オートファジー」の働きをサポートする作用が確認されました。この「ウロリチン」の作用によって、線虫の寿命が1.5倍長くなったことも報告されています。
長寿遺伝子といわれている「サーチュイン遺伝子」の活性化も促す成分です。
<アスタキサンチン>
「アスタキサンチン」も、「オートファジー」の活性化を促すことが分かっています。エビ、カニ、鮭やいくらなどに含まれる赤い天然色素です。抗酸化作用も高いので抗老化の相乗効果としてお勧めです。
<グルコサミン>
関節の動きをよくするサプリメントとして広く知られている「グルコサミン」も「オートファジー」の働きをサポートする効果が期待できます。
「グルコサミン」は、軟骨細胞で「サーチュイン遺伝子」=長寿遺伝子の活性化を促します。この「サーチュイン遺伝子」を介して「オートファジー」の働きをサポートすることも分かってきました。
②プチ断食+軽い運動
例えば16時間ダイエットをした空腹時に、約20分程度の筋肉を動かす軽い運動をすることで、DNAスイッチがON!します。
③ナリジナル流『ゴミ処理&リサイクル入浴法』
~入浴法の解説動画~
https://youtu.be/YBBQL8g3UaQ(約2分)
~動画サマリー~
▶ナリジナル・ケアサポート
ナリジナルでは、こういったケア内容を取り入れながら、個別性を大切にした『オプティマルヘルス=健康・美容・妊活』のケアサポートを行っております。こういったケア内容に、ご質問やご興味がお有りの方は、LINEメッセージよりご連絡ください。